2023年5月22日月曜日

ビジネスを加速させる企画の考え方

 私は25年以上、書籍編集者として活動してきました。

ここ15年ぐらいは出版実現コンサルタントとしても活動しております。

そんな私が、今まで1000冊以上の出版に携わり、200人以上の著者を輩出してきました。

そんな中で培った出版ノウハウを今回の新刊『書籍編集者が教える 出版は企画が9割』に詰め込んでおります。


本来であれば印税をもらって出版をするべきなのに、高額な出版サービスを提供している詐欺的出版プロデューサーの魔の手に引っかかってしまった人たちを何人もみてきました。

もうこれ以上、そういう人を出したくないと思って、ビジネスを加速させるための出版ノウハウをギュッと盛り込みました。

大袈裟ではなく、この本の通りに取り組んでもらえれば、楽ではないかもしれませんが、誰でも出版できるはずです。


そんな本の内容は以下の通りです。

私の言っていることが理解できますよね。


【目次】

CHAPTER 1 商業出版でビジネスを加速させる方法

01 商業出版でビジネスを加速させるために

02 ベストセラーを狙う一般書より手堅い実用書が狙い目

03 出版社はビジネスで書籍を出版している ほか


CHAPTER 2 ビジネスを加速させる企画の考え方

01 そもそもビジネスを加速させる出版企画とは

02 あなたのビジネスを加速させることを目的にする

03 ターゲットは抱えている悩みか欲求から考えるといい ほか


CHAPTER 3 出版社に採用される出版企画書とは

01 出版社に採用される出版企画とは

02 出版企画書を自分で書く場合の注意点

03 出版企画書の必須項目ごとの書き方 ほか


CHAPTER 4 出版社への出版企画書の売り込み方

01 とことん商業出版にこだわるべき理由

02 あなたの書籍を出版してくれる出版社を選ぶ

03 出版社にアプローチして出版企画を売り込む ほか


CHAPTER 5 ビジネスが加速する書籍の原稿の書き方

01 書籍の原稿には書き方がある

02 原稿執筆の準備を整える前に用意しておくこと

03 原稿執筆はいきなり書き始めずにしっかり準備する ほか


CHAPTER 6 刊行された書籍の売り方・使い方

01 商業出版は書籍を刊行されて終わりではない

02 出版した書籍は自分でしっかり販促しよう

03 出版した書籍を使ってビジネスを加速させる ほか


企画の立て方から、出版企画書の書き方、出版社への売り込み方、原稿の書き方、出版した本の売り方・活かし方と、余すことなく1冊の本に全て盛り込みました。

もうこれで、詐欺的出版プロデューサーたちによる高額サービスに申し込む必要はありません(笑)


もっと言うと、出版も、ウェブも、コンテンツという意味では一緒です。

サイトでバズをおこして1万アクセス呼び込み、100人が成約するというやり方は出版でベストセラーの企画の考えるのに近いです。

では、私が得意としているビジネスを加速させる企画の考え方は、安定的に100アクセスしかないけど100人が成約するやりとなります。

数字を追うと、最終的にはどうして過激になったり、煽ったりせざるを得ないところがありますが、ビジネスを加速させる企画の考え方であれば、そんなことはありません。

コンテンツマーケティングの戦略やブログのテーマなどにお悩みでしたら、間違いなくこの本に書いたことは役に立つはずです。


そして、今、ご購入いただければ、さらにすごい限定特典をお付けします。

ぜひチェックして下さい。


https://hitoriouchi.com/9wari/

2023年4月25日火曜日

普遍的なネタはストック、時事ネタはフロー

 よくブログやYouTubeはストックメディアで、TwitterやFacebookはフローメディアだという話しを聞きます。

そして、書き続けるのは面倒なので、ストックメディアを運営しましょうとも…。


しかし、それはあくまでもメディアの特性の話。


メディアを運営する上で重要なのは、【何に】【何を】投稿するかということです。

何でもかんでもストックメディアに投稿すればいいということではありません。


ストックメディアはあくまでもコンテンツをストックし、長期的に集客し続けるためのももです。

ということは、【何を】入れるべきかといえば、長期的に普遍的なネタということになります。

時事ネタを投稿しても、なかなかリアルタイムには見られませんし、何年後かに検索からアクセスを呼び込んだ場合、投稿日時を隠していたりすると、「まだこんなこと書いてる人いるんだ!」と思われてしまい、メディアとしての信頼を損ないます。


これは、内容だけではなく、「皆さん、こんにちは。今日も暑かったですね。」といったような冒頭の挨拶なども同様ですね。

このような冒頭の挨拶を冬に見かけてしまうと、普遍的なネタを投稿していたとしても、それだけで何だか古い情報のように思えてしまうものです。


逆にフローメディアは、普遍的なネタよりも時事ネタを投稿するべきです。

普遍的なネタは認知の緊急性が希薄だし、よく知られていることがほとんどなので、あまりフォロワーに喜ばれません。

逆に時事ネタだと、新しいネタなだけにそのことを知らない人も多く、フォロワーからの反応を取りやすいです。

反応が取れるというこよは、拡散するということなので、ビジネスが加速しやすくなります。


つまり、メディアを運営する場合、【何に】ばかり意識するのではなく、そこに投稿する内容も含め、【何に】【何を】投稿するべきかを考えるようにしましょう。


2023年2月25日土曜日

ネットで察してもらうのは無理

 私は出版の仕事をしている都合上、よく著者のAmazonキャンペーンに立ち会います。

そこで著者は遠慮がちに「応援してくれたら嬉しいです」「協力をお願いします」などと投稿されます。


ただ、その結果、あまり本を買ってくれなかったり、シェアしてもらえなかったり…。

そして、著者は人間不信になることも…。


これがリアルの人間関係であれば、空気を察するということをします。

「応援してくれたら嬉しいです」「協力をお願いします」ということは…? と、考えて、先回りして動いてくれたりもしてくれるものです。


でも、ネットだと…なんですよね。


まぁ、理由はそれほど難しくはありません。

リアルの人間関係は、発する言葉だけではなく、相手の表情であったり、場の雰囲気だったり、言葉のトーンや口調だったり…単純に言葉だけではなく、それ以外の情報もインプットされるため、そこから察するということができる訳です。

しかし、ネットの場合でいえば、文字だけですからね。

それ以上でもなく、それ以下でもありません。

そのまんま文字だけを読み、そのまんま対応してくれるだけなのです。


しかも、本人たちには悪意もないし、むしろ、応援した気になってたり、協力している気になってたりするんですよね。


つまり、ネットを介して、誰かに何かをしてもらいたいのであれば、しっかりと文字にしてお願いしましょう。

「本を買ってください」「AmazonキャンペーンのLPをシェアしてください」と。


ではないと、無意味にショックを受けることになりますからね。


2023年1月28日土曜日

3000文字以上の長文を書くコツ

 最近、ブログ記事を書くとしたら、最低1000文字、できたら3000文字以上と言われています。

記事の文字数が増えれば増えるほど、文章を書くのが難しくなります。


理由は大きく分けて2つ。


ひとつは、文字数を増やすことで、文章のスタートとゴールの距離が伸びてしまいます。

ということは、ゴールまでの経路というか、ゴールまでの道のりが長くなってしまい、話が分かりにくくなってしまうということです。

中には途中から内容が趣旨と逸れてしまう人や話がブレてしまう人も少なくありません。


そして、もうひとつは、本文だけの長文は読んでいて冗長になってしまいがちなので、どうしても精読率が下がってしまいます。

とくにブログの場合、読者は早く答えを知らたい訳ですから、いちいち文章を読んでいる場合ではありません。

そういう意味では、どこに答えが書いてありそうか分かりやすい方が、読者にとって親切なのです。

ただし、答えを明確にし過ぎてしまうと、滞在時間が短くなってしまうため、どこに答えが書いてありそうか分かりやすくするのは重要ですが、明確にしてしまうのはマイナスになります。


これらの問題を解消するのに見出しを使うのですが、多くの人が文章を書きながら見出しを書いてしまいます。

しかし、上記の問題を解消する場合、見出しはスタートからゴールまでのマイルストーンとして考えるべきです。


つまり、ブログの文章を書く場合、最初にスタート(何に悩んでいる人に)とゴール(その悩みを解消する方法)を決め、先にどういう経路(論理展開)でそこをつなぐかを考え、その経路がぶれないように見出しを考えていきます。

そうすることで、最初の見出しの文章は次の見出しにつなげるため、次の見出しの文章はその次の見出しにつなげるために書くということです。


文章は、スタートとゴールの距離が短いほど分かりやすい文章になりますので、こうして先に見出しを用意しておくことで、分かりやすい長文を書くことが可能になります。


2022年12月23日金曜日

文章全体の流れを作る方法

 私は書籍の編集者です。

なので、書籍を書くことは全く苦ではありません。


しかし、書籍の場合、かなりの長文となるため、最後まで飽きさせずに、分かりやすく展開させていかなくてはならないのにも関わらず、それが苦手な人が多いようです。


書籍というと他人事に思えてしまうかもしれませんが、昨今のブログ記事は最低でも1000文字以上、できれば3000文字と言われております。

そうなってくると、もはや長文と言っても過言ではありません。

なので、ブログでも目次をつけて、見出しをつけることを推奨されているはずです。

そうなると、やはり全体の流れが重要になってきます。


そこで、今回はその流れの作り方について、説明しようと思います。


文章全体の流れを考える時、絶対に最初から書いていかないようにしてください。

これをやってしまうと、場当たり的な文章になってしまし、どうしても尻窄みになってしまいます。


なので、まずは俯瞰して考えるということを覚えておいてください。


そして、どういうことに悩んでいる人をターゲットに設定し、その人の現状をスタートとします。

次に、どうなりたいのかという到達点を設定し、そこをゴールとしてください。


あとは、どうやってスタートとゴールを結びつけるかを考えるだけです。


もちろん、これを直線で結んでも読み手は納得しないので、段階的に説明しながらゴールに誘導するイメージです。

ここで、その段階的に説明するというのが、流れを作る作業となります。


それを見出しだけで考えてみましょう。


例えば、ブログを出版する方法だとします。

スタートはブログをやっている状態、ゴールは出版すること。


見出しを立てていくなら、以下の感じになります。


出版を目指すなら、まずは記事数を確認しよう

記事数が確認できたら、それぞれの内容を精査しよう

内容がせいさできたら、出版企画書を書こう

出版企画書が完成したら、出版社に売り込もう

出版社に売り込めたら、あとは返事を待つだけ


返事で採用の連絡が着たら、出版をすることができます。


このような感じで、見出しを前段、後段に分けて、後段のフレーズを次の前段に使うことで、何となく前後につながりを持たせることができます。

あとは、徐々にゴールに向けてずらしていくイメージです。


長文を書く場合に、いきなり文章を書き始めるのではなく、こうやって、俯瞰して考えながら見出しを先に立ててから書くと、文章全体の流れをつくれるようになり、最後まで飽きさせずに、分かりやすく展開させることが可能になります。

2022年12月2日金曜日

情報発信は振り切ろう!

 編集という仕事をしている以上、企画を考えるということは日常茶飯事。

いろいろな雑誌の企画を立ててきましたし、書籍の企画も考えてきました。

おかげさまで、バズが起こった企画もけっこうあります。


一方、編集者として、たくさんの企画書に目を通してきました。

そんな私から見て、ほとんどの企画がつまらない…のです。

もっと言えば、「へぇ〜」とは思うけど、「マジか!」とはならないんですね。

つまり、バズは起こらないってことです。


では、手っ取り早く、バズを起こす企画の考え方を紹介いたします。


それは、何であれ、振り切ることです。

ときには、再現性を度外視してでも、振り切った方が面白い。


実際、私は家庭菜園をやっていたことがあります。

普通に家庭菜園といえば、畑に苗を植えて、肥料をあげ、収穫すると思うのですが、これでは話題になりません。

そこで、私がやったことは、お金を使わない家庭菜園です。

腐葉土は公園で落ち葉お拾って作り、堆肥はミミズコンポスト、油かすは廃油とおからをまぜて作り、石灰は貝を砕く。

水は井戸を掘り、苗は種を取ると法にふれるのでホームセンターの株を書い、優待券で購入。

とにかく、多少、不合理であったりしても、徹底的にお金は使わないことにしました。

そのスタンスが面白いと地方テレビや地方紙の取材を受けました。


要は、ここまで徹底している人はなかなかいないので、面白いという評価でした。


他にも、株主優待で有名な桐谷さんもそうですよね。

株主優待で生活し、その株主優待券を使うためなら、自転車でどこまででも行くというあれです。


節約術をテーマにするなら、光熱費をゼロにすると徹底する。

グルテンフリーをテーマにするなら、小麦を一切使わない。


「そのためにココまでやるか!」が面白いんです。

再現性はなくなるかもしれない、不合理かもしれない、それでも、数字ばかりを気にして、どんどん過激化している記事を投稿するより、読者が心の底から面白い、また読みたいと思ってもらえる企画を考えてみてはいかがでしょうか?


2022年10月28日金曜日

情報発信の立ち位置を決める

 自分が何か情報発信をする場合、どういう立ち位置で発信するかというのは、結構大事です。

立ち位置といっても、なかなかよく分からないと思うので、簡単に説明します。


ひとつは、専門家ポジション。

これは、自分が何かの専門家として、ノウハウやニュースなど、いろいろなことについて情報発信するスタイルです。

お悩み解決系がこのスタイルになります。


もうひとつは、実践者ポジション。

これは、自分が実践者として、レビューや悩みなど、実践している人ならではの生の声を情報発信するスタイルです。

闘病日記やダイエットブログなどもこのスタイルに含まれます。


今回、なぜこの立ち位置の違いについて書こうかと思ったかというと、このスタンスによってアクセスの集め方が違うからです。

そのことを知らずに、闇雲に書いていても、あまり効果がありませんので、注意してください。


では、それぞれどういう風にアクセスを集めるべきなのかについて、書いていきます。


まず、専門家ポジションのブログは、ユーザーが専門家の知見を探している人がアクセスするので、SEOでの集客に適しております。

逆に、実践者ポジションのブログは、そこに書かれている情報の正確さよりも、生の声を知りたい人がアクセスするため、アクセスしてくれた人に共感を与える必要があります。

そういう意味では、SEOよりSNSからのアクセスやブログランキングからアクセスを誘導した方が効果的です。

 

なので、実践者ポジションの場合はブログだけではなく、Twitterもやっておきましょう。

そして、ブログランキングなどにも登録しておくとよいでしょう。


2022年9月24日土曜日

伝える順番って大事

 ブログでも、メルマガでも、はたまたトークでも言えるのですが、相手に与える情報の順番というのは、非常に重要です。


例えば、「何か起業できないかなぁ〜」と悩んでいる人がいて、その人に「家事代行で起業しませんか?」と言ったとしたら、相手はどう思うでしょうか?

きっと、「家事代行業か…。なんか、こき使われそうで嫌だなぁ〜」で心の扉が閉じられてしまい、以上終了です。


でも、最初に「金なし、コネなし、学歴なしでも起業できるんだけど興味ない?」と問いかけたとしたらどうでしょう?

そして、さらに起業の難しさ、他のビジネスのメリット、デメリットを伝え、その上で「何ができなかったとしても、家事ならできるよね? その家事でこれぐらいの金額が稼げるとしたら、いいと思わない?」と言われたら、もうちょっと話しを聞きたくなりますよね。


つまり、相手にさっさと結論を伝えることも重要な場合もありますが、何でもかんでも同じ様に伝えても意味がないということです。


他にも、目的と手段を間違える人がいます。


例えば、「子どものためのゲームを作るプログラミング教室」と「子どものためのプログラミングをゲームを作りながら学べる教室」があった場合、お金を出す親の立場で、どっちに通わせたいと思いますか?

前者は、目的がゲーム作りで、プログラミングが手段。

後者は、目的がプログラミングで、ゲームが手段。

ということは、親として通わせたいのは、後者ではありませんか?


これも、伝える順番を間違えてしまい、本来の目的と手段が入れ替わっちゃった事例です。


このように、相手の心の扉を閉じさせずに、しっかりと伝えようと思ったら、相手の思考を考えながら、伝える順番を工夫してみましょう。

もしかすると、それで大損害が発生しているかもしれませんよ。


2022年8月22日月曜日

読者ターゲットを正しく設定する

ブログやメルマガなど、メディアを運営している場合、重要なのは読者ターゲットの設定です。


ただ闇雲にブログやメルマガを書いていても意味がありません。

あなたは、誰に向けて書いているのかを設定し、その人にどう思ってもらいたいと思って書くのか…。

これ、非常に重要です。


例えば、アフィリエイトを誰かに勧める場合、主婦なのか、会社員なのか、年金ぐらしのご老人なのか、無職のニートなのかで訴求するポイントが違ってきます。

訴求するポイントが違うということは、誰向けなのかによって訴求ポイントを変えて書かないと、その後の効果が大きく変わってくるということです。


注意して欲しいのは、研修講師などをされている人。

研修講師の生徒は新入社員かもしれません。

でも、その研修講師を呼び、お金を払ってくる人は社長や人事部の人だったりします。

だとすると、あなたは誰向けに情報発信をするべきなのでしょうか?


当たり前ですが、社長や人事部の人ですよね。


でも、新入社員とは実際に話してますし、反応もニーズも分かってますので、つい新入社員向けに書いてしまう人というのが、意外と多いです。

これでは、アクセスを集められたり、反応のいい記事は書けるかもしれませんがお金にはなりませんよね。


もうひとつ、事例を出します。


私のクライアントに社会保険労務士をされている人がいらっしゃいます。

その人からコンテンツの相談を受けましたので、ブログを読ませていただきました。

そのブログに、昨今話題の『働き方改革』についての情報がたくさん書かれてます。

テレビでも話題のキーワードでもありますので、当然、アクセス数も多いのに、クライアントは増えません。

いや、むしろ減っているというのです。


でも、考えてみたら当たりませですよね。


社会保険労務士さんは、ほぼほぼクライアントは企業です。

なのに、『働き方改革』という労働者保護寄りの立ち位置の情報発信をされている訳ですから…。


分かりやすく言えば、企業側は経営効率を上げるために、できるだけ残業代などを押さえたいと思っていたとします。


その時に、「残業手当は労働者の当然の報酬です。払わない会社があったら労働基準監督署にいきましょう!」という情報発信をしている社会保険労務士と、「残業手当について労働基準監督署に突っ込まれても回避できる就業規則の作り方」という情報発信をしている社会保険労務士とという情報発信をしている社会保険労務士とでは、どちらの社会保険労務士さんに依頼しますか?ということです。

そりゃ、一目瞭然ですね。


なので、ブログやメルマガなど、メディアを運営している場合、まずは自分の読者ターゲットは誰なのかを正確に把握し、その人に向けて、その人に喜んでもらえるように書くようにしてください。

重要なのは、その他大勢の反応ではなく、自分が決めた読者ターゲットの反応ですからね。


2022年2月18日金曜日

常に読者の視点で文章を書く

何か自分の体験などをベースに文章を書くということは、意外と多いと思います。

その中でも、ブログなんかは最たるもの。


自分の体験をベースにノウハウを体系化させて、文章にまとめますからね。


ただ、ここで気をつけて欲しいことがあります。

というのは、自分がゴールに向かって進んでいる時、いくつもの分岐があり、それを選択し続けて今のゴールに辿り着いたはずです。


でも、そのゴールから振り返ってみましょう。


スタートからは分岐だらけだったその道は、ゴールから見るとスタートまで1本道に見えてしまうのです。

分岐をYの字でイメージすると、分かりやすいかもしれません。


つまり、ゴールに辿り着いたあなたは、ゴールに辿り着くまでの苦悩を忘れ、ゴール側からスタートを見て書いていたりはしませんか?という話しです。


これは、成功本などを書かれる著者さんに多いのですが、自分がなぜ成功したのかを書く場合、これを選択したから成功したとサラッと書いてしまうのですが、実際にその分岐の前に立たされた時に、どちらにしようか苦悩し、選択をして今に至っているということを忘れている人がほとんど。


これでは再現なんてとても無理だとは思いませんか?


だって、そのゴールに辿り着くためには、どちらかを選んだかというより、なぜそっちを選んだかが理解できなければ、自分の人生に置き換えて実践することはできませんからね。


だからこそ、スタート側からゴールを見て、途中途中の分岐を思い出し、なぜそっちを選んだのかを書くようにしてください。

ノウハウを体系化する上で、非常に重要な視点です。


たまに、意図的に苦労しだ黒歴史を封印される方もいらっしゃいますが、それはまた別の話ですね(笑)


2022年1月17日月曜日

ノウハウ記事はいい切ることが大事

 ブログで集客をする場合、誰かの悩み事を想定して、その悩みが解消するようなノウハウ記事を書かれることって、結構、多いと思います。


私も、検索してたどり着くブログなどを拝見するのですが、非常に残念な人が多いです。

というのは、せっかくいいことを書いているのに、最後の結論のところで「と思います」で終わわせてしまう。

これ、非常に残念です。


文章も、トークもそうですが、最後にどういう言葉で結ぶかで、全体の印象が大きく変わってしまいます。

読者が知りたいのは事実。

それなのに、「と思います」で終わるということは、「あくまでも書き手の考えです」と言っているのと同意であり、これは事実とは言えません。


なので、「と思います」で終わるということは、せっかく、なるほど、なるほど…と読み進めてきた読者の期待を大きく裏切ることになります。


今日の朝のワイドショーで、某首相の会見でのトークが入ってこないという話をしており、いくつかその原因が挙げられておりましたが、その中の一つに「と思います」で終わるということも入ってました。


ただ、逆に書き手として、断定すると叩かれたりしそうで怖いと思われる人の気持も分からないわけじゃありません。


大切なことは、文章の結びで言い切ることであり、リスクを取ることではありません。


では、どうすれば、リスクを取らずにいい切れるのかというと、結ぶ前に濁すということです。

例えば、「例外はあるかもしれませんが、この方法が最適なのです」みたいな感じ。

何か突っ込まれたら、「例外はあるって書いてますよね?」でにげられますよね(笑)


こんな感じで、ノウハウ記事は言い切ることが重要ですが、言い切る自信がない場合は、言い切る手前で逃げ道を作っておきましょう。


2021年11月15日月曜日

オンライン講座、商業出版、ブログとSNS、オンラインサロンを一気にやる方法

 私は出版プロデューサーって仕事をしているので、たくさんの本を出版したい人とお話をします。

私からしたら、出版なんて誰でもできます。

 

ただし、著者となって出版する以上、そして、私が著者を出版社に紹介する以上、関わった全員がハッピーになってもらいたい。

だからこそ、出版したいという人には、厳しいこともたくさん言いますし、覚悟のない人には他の出版プロデューサーに行ってもらいます。

  

そんな中、なかなか出版に至らない人たちの言い訳といえば、こんな感じ。

 

出版したいけど、ファンがいない…

出版したいけど、買取るお金がない…

出版したいけど、何で出版したらいいのか分からない…

出版したいけど、上手く文章が書けない…

出版したいけど、ライターに上手く伝えられない…

出版したいけど、つなげる先のビジネスがない…

出版したいけど、人前で話すのとか苦手…

出版したいけど、叩かれたくない…

 

「だったら、やめれば?」と喉元まで出かかるけど、さすがに言いません(笑)

 

そのくせ、こんなことを言い出す始末。

 

出版したいけど、二冊目、三冊目と出版していきたい…

出版したいけど、本を買ってくれた読者と関係性を構築したい…

 

で、考えました。

 

まずは、出版したかったら、セミナーをしてみましょう。

セミナーをすると、お金をいただいて何かを伝えるということの価値付けについて考えます。

つまり、ベネフィットです。

で、セミナーで伝えようと思うと、自分の思考がどんどん体系化していきます。

  

まぁ、実際にセミナーを開催しなくても、動画にとってみましょう。

だいたい10分ぐらいの動画を36本ぐらい。

イメージとしては、ワンデーセミナーを考える感じ。

実際に話してみると、伝え方がまとまってきます。

 

あとは、その動画でオンライン講座を作り、同じ動画をライターさんに渡して本を出版する。

リアルの塾や講座ではなく、いつでも申し込みを受け付けられるオンライン講座にしておくのがミソ。

オンライン講座をバックエンドにできるので、本を配れば、勝手に売れていく仕組みになります。

 

あとは、本の原稿からブログの記事を書き起こせば、ブログもできるので、検索エンジンからアクセスを集めて、本を買っていただくか、オンライン講座に誘導する。

 

ブログの記事をさらに分割して、Twitterのツイートにして、一年で一周ぐらいになるようにBotに登録しておくと、SNSからもブログにアクセスを流入できる。

 

と、まぁ、こんな感じでやれば、誰でも出版できるだけではなく、その後のビジネスも加速させられると思うんですよね。


ということで、その方法を出版しました。

『ひとりではじめるコンテンツビジネス入門』という本です。

よかったら、是非、お買い求めください。


https://www.amazon.co.jp/dp/4905084415/


2021年9月20日月曜日

競合から一歩抜きに出る記事を書こう

 よく、ブログにノウハウ記事を書く場合のポイントとして、悩みや欲求からキーワードを考え、そのキーワードを意識して記事を書きましょうという話しを聞きますよね。

逆に、検索キーワードから読者の検索意図を考えて、それを加味して記事を書きましょうとか…。


確かに、読者が検索をして、その解決策を探しているということに間違いはないので、それだけでも十分に読者が満足するような記事は書けると思います。

ただ、それだけですと、他の人も簡単に思いついてしまいますので、そのキーワードで検索した場合に似たような記事ばかりが検索結果に並んでしまい、なかなか差別化ができません。


つまり、検索結果で上位表示をさせるのは、なかなか難しいということです。


では、どうすればいいかというと、検索している人の検索意図をもう一歩深堀りするということをおすすめしています。


とういうことかというと、キーワードというのは読者の悩みや欲求から導き出されたもの。

つまり、顕在化した悩みや欲求ということになります。


しかし、顕在化した悩みや欲求の影には、潜在的な悩みや欲求もありますので、そこも満たすことで、読者のハートを鷲掴みすることができ、競合から一歩抜きに出る記事を書くことができるようになるということです。


では、その潜在的な悩みや欲求とは何なのか?


例えば、「虫歯予防 ガム」で検索する人がいたとします。

顕在ニーズは、「虫歯予防にオススメのガムを知りたい」です。

もしかすると、「本当にガムで虫歯予防ができるのか?」というエビデンスを知りたい場合もあるかもしれません。


では、この場合の潜在ニーズは何だと思いますか?


私は、「歯を磨くのは面倒…」というのが、潜在ニーズだと考えます。

つまり、ガムが歯磨きの代用として成立するのかを結論として、しっかり書いておく必要があるということです。


そうすることで、他の記事との差別化もできますし、読者のハートを鷲掴みすることができるようになりますので、顕在ニーズだけではなく、潜在ニーズもしっかりと押さえた記事を書くようにしてみてください。


ブランディングとタイムライン

 Facebookを見ていると、いまだに自分のタイムラインに他人が書き込める設定をしている人がいらっしゃいますね。


これ、デフォルトがそういう状態なので、自分で設定をいじらないとそうなっている訳ですが…。


でも、このFacebookのタイムライン、自分のお誕生日などにいろいろな人からおめでとう投稿をされるので、盛り上がっている感じを出すのにイイと思っている人も少なくありません。


もし、あなたがFacebookをビジネスにつなげたいと思って運用しているのであれば、それは大間違いです。


せっかくあなたに興味を持って、あなたのページを見に来てくれた人が、そんなタイムラインを見たらどう思うでしょうか?


いろいろな人の投稿にまみれて、本来のあなたの投稿がなかなか出てこない…。

その時点で、離脱されてしまいます。


つまり、お客さんになってもらえる人との接点を失ってしまったのと同意です。


他にも、いろいろな人に頼まれるのでしょうか?

自分以外の人のサービスの宣伝をお手伝いをしている人もけっこう見受けられます。

しかも、自分とは関係ないサービスだったり、お願いしてきた人が配ったテンプレ化された文言を使っていたり…。


もはや、その人のタイムラインを見ても、何の人なのかがさっぱり分からないことも多いです。


Facebookのタイムラインは、自分をどう見せるかを考え、それに沿って投稿し、結果的にブランディングにつなげる場所です。

そこに自分のブランディングとは関係のない異物を紛れ込ませるということは、あなたの世界観が損なわれ、ブランデイングにも影響が出ていまうということです。


ブランディングは、一貫性と継続性が大事と言われております。

自分のタイムラインは、自分でしっかりとコントロールできるようにして、その一貫性と継続性を大事にしましょう。


投稿する内容も大事ですが、投稿する場所を整えることも非常に重要ですからね。

是非、この機会に設定を見直してみてください。



2021年7月19日月曜日

ずらしの技術を身につけよう

 検索エンジンを意識しながらブログを書いていても、なかなか上位表示されず、モチベーションが維持できないことってありますよね。

今回は、そういう時に役立つ「ずらし」の技術についてお話ししようと思います。


この「ずらし」というのは、アクセスを呼び込む「入口」と誘導する先の「出口」を直接的にするのではなく、間接的にする方法を意味します。

そうすることで、どんなキーワードでアクセスを呼び込んでも、自分の意図する出口に誘導できるようになるため、SEO的に激戦区のキーワードに果敢に挑戦しなくても、アクセスを誘導することが可能です。



例えば、「アメックスのクレジットカードの申込みをしてもらいたい」と思った時、ダイレクトに【〇〇カード キャンペーン】といったキーワードでアクセスを集めようとしてしまいがちです。


しかし、これだと狙いが分かりやすいので、競合も多く、なかなか検索結果で上位表示ができません。


そこで、アメックスのクレジットカードの優位性を考え、【リッツカールトン スイート 値段】というキーワードを狙います。

当然、このキーワードで検索する人は、リッツカールトンのスイート・ルームの値段を知りたい訳です。

たぶん、泊まるならいくらなんだろ〜とでも、思っているのかもしれません。


で、ブログの記事で、リッツカールトンのスイート・ルームは242万円ですが、アメックスの〇〇カードを持っていると、22万円で泊まれますよ〜と書いてあったら、〇〇カードに申込みたくなりませんか?


これが、いわゆる「ずらし」の技術というものです。


もう一つ、具体的な事例を紹介します。

以下の記事は、どちらも私のブログで、私がお手伝いした書籍を売るために書いた記事です。


私のブログは、出版したい人が、出版するために読むブログとなっております。

そこに書籍を売ると言っても、読者の人にとっては、他の人の出版事例本を買う気にはなりませんよね。


そこで、「ずらし」の技術が役立ちます。


https://ameblo.jp/shuppanproduce/entry-11167369160.html

https://ameblo.jp/shuppanproduce/entry-11436629176.html


昔の記事なので、本のリンクが切れておりますが…。

でも、実はこの本が私のブログで一番売れた本となっております。


出版したい人になりきって、出版する方法を知りたいと思いながら読んでみてください。

たぶん、この本が欲しくなったのではないでしょうか?


この「ずらし」の技術は、使いこなせるようになると、確実に売上が上がる上に、頭を柔軟にしないと記事が書けないので、とっても面白いですよ。

是非、取り組んでもみてください。




2021年6月21日月曜日

文章を書くモチベーションを続けるために

 よくブログに関する相談で受けるのが、「ブログがなかなか続かない」というもの。

何で続かないかを聞くと、一生懸命書いても、あまり読まれている感触もなく、まったく手応えを感じないとのこと。


確かに、今、ゼロからブログをはじめても、検索エンジンからちゃんとアクセスが着はじめて、安定するまでに二、三ヶ月はかかるのではないでしょうか?


その間、SNSでシェアしてアクセスを稼ぐにしても、お友達にそのことで悩んでいる人が多くない限り、そこからのアクセスはたかが知れてます。


結果、アクセスがなく、モチベーションが削られ、放置というスパイラルになりがちですよね。


でも、安心してください。

そんな人にオススメなのが、にほんブログ村というサービス。


にほんブログ村

https://blogmura.com/


今さら?とお思いかもしれませんが、これがなかなか侮るなかれ。

このにほんブログ村、何がいいかって、そもそもがご存知の通り、ブログのランキングです。

ランキングなので登録すると、自分のランクの上下の人が、「こいつどんな奴だ…」と見にきて分析してくれます。

分析してくれるので、にほんブログ村経由のアクセスはとにかく滞在時間が長い(笑)


さらにいうと、にほんブログ村からブログを見ようとすると、必ず新しいタブが開きます。

なので、「戻る」ボタンがクリックできません。

つまり、直帰率も低いんです(笑)


結果、滞在時間が長く、直帰率が少ないブログになるため、にほんブログ村を設置しているブログとにほんブログ村を設置していないブログで、その後、Googleの検索結果で順位が安定するまでに期間が全然違います。


そんな下心とはいえ、アクセスはそこそこありますからね。

そこそこアクセスがあれば、モチベーションが削られることもありませんから。


これぞ、まさに一石二鳥!です。


今さら?などといわず、是非、試してみてください。

ビックリするぐらい、効果がありますよ。


2021年5月17日月曜日

フローのネタ元を確保しよう

 オウンドメディアやブログのコンサルをすることがあります。

その時に、一番よく言われるのが、「ブログがなかなか継続しないんです」というお悩み。


ブログが継続しない理由は、いくつもあると思います。


・書くことがない

・文章にまとまらない

・文章を書くのが苦手

・ブログを書いても読まれている気がしない

・ブログを書いて、炎上したら嫌だ

など


多いのは、こんな感じでしょうか?


で、今回は、この理由の中から、「書くことがない」ということについて書いていきます。


ブログを書こうと思ったとき、何を書こうと思ってブログを立ち上がるのでしょうか?


よく言われているのが、「読者が読みたいと思うことを書きましょう」とか、「読者の悩みを解消する内容で書きましょう」ということですね。

つまり、ノウハウです。


で、書くことが無くなったら、「Yahoo!知恵袋などで悩みを探してみましょう」などを言われますよね。


はい、これ、別に間違っていないと思います。

ただ、これだけだと、最終的に先細りしてしまい、最終的にブログの更新は止まってしまうでしょうね。


理由は、簡単。


ノウハウって、自分の中での経験からストックされる情報だから。

つまり、書いていくと目減りしてしまい、最終的にストックが空っぽになってしまいます。


そこで、そのストックしたノウハウに切り口を…という意味でYahoo!知恵袋などの活用という話になると思うのですが、自分の分野での質問がYahoo!知恵袋に投稿するスピードと、自分がブログを更新するスピードが合わないため、すぐに枯渇してしまうわけです。


結果、書くことがなくなるという事態へ。


で、私がオススメするのは、フローのネタ元を確保するという方法です。


フローのネタ元というのは何かというと、定期的に勝手に流れてくるネタ元ということになります。

定期的に流れてくるんだから、それを専門家としての視点で語ればいいんです。


例えば、私の場合、出版プロデューサーなので、出版の専門家です。

そんな私が、一番手っ取り早く、フローのネタ元を確保するとしたら、書店のベストセラーランキング。

毎週一回、そのランキングを見ながら、その本が今売れている理由や書店の状況などを出版の専門家の視点で語る記事を書きますね。


他にも、定期的に発信される競合のメルマガやブログをネタ元にしてもいいでしょう。

その内容を読んで、「最近、巷ではこんな風に思われているようですが…」と誰のとは分からないように、その人のメルマガやブログの内容を出版の専門家という視点で是正するという感じ。

これなら、競合が何かを発信するたびに、ブログを書けますよね(笑)


こんな風に、何か定期的に流れてくるフローのネタ元を確保することで、書くことがないという悩みは解消できるはずです。

是非、やってみてください。


2021年4月20日火曜日

こういう時こそプロダクトアウトで!

 コロナウイルスで緊急事態宣言が発せられ、日々、戦々恐々としている人も少なくないと思います。

ただ、Facebookを見ていると、すでにリモートで稼ぐ方法のzoomセミナーやら、情報商材やらが目白押しです。


そういうのを見て、どう思いますか?


個人的には、経済活動を止めろとはいいませんが、どんなに言い訳をしたって、多くの人の不安や弱みにつけ込んで荒稼ぎをしているようにしか見えません。


つまり、こういう緊急事態において、マーケットインでビジネスを考えると、お金にはなるかもしれませんが、まわりからは同様に見えるのではないでしょうか?


さすがに、私も出版に関するセミナーやSNS集客に関するセミナーはzoomであれ開催を控えておりますし、情報発信も押さえております。

でも、私の他のブログは勝手に収益を上げてくれています。


それは何かというと、観光列車評論家、ポイント投資研究家、人形町まち歩き観光ガイド…などのブログたちです。

これらは全てプロダクトアウトで作ったブログなので、更新してても誰にも迷惑はかかりませんし、はたから見てもあまり卑しくは見えないと思います。


何がいいたいかと言うと、こいう時こそ、プロダクトアウトで情報発信してはいかがでしょうか?という提案です。


それぞれ持っている趣味や特技、居住地、習い事、好物、持病…これら全てがネタになりますからね。

実際、私も名前を隠して運営しているそういうブログが他にもいくつもあります。

しっかり、マネタイズする出口を用意しておけば、そこにかかる費用はすべて経費にもなりますしね。


観光列車は出版やテレビ出演という出口を用意し、実際に本も出してますし、テレビにも出ているので、観光列車に乗る旅費は全て経費としています。


人形町は私が住んでいる街なのですが、観光ガイドを出口にしているので、人形町の魅力を発信するブログを運営しており、人形町で食べた飲食代は全て経費にしております。

また、観光ガイドでは習い事の講談を交えて案内をしているので、お月謝も経費となります。


他にも、痛風や高血圧なので、闘病ブログを運営し、アフィリエイトをやっています。

つまり、私が人体実験となり、いろいろなサプリなどを試しているのですが、そこにかかる費用も経費です。

もちろん、レビューを書いてアフィリにもなっているので、アフィリ報酬も得られております。


これらは全て、検索エンジンからブログに集客しております。

もっといえば、検索エンジンでの上位表示は、最初の設定とキーワード選びぐらいなので、ポイントは何のテーマでブログを運営するかというだけです。


こういう時だからこそ、アフターコロナに向けてじっくりと自分の棚卸しをして、自分が書けることは何かないか考えてみてはいかがでしょうか?


2021年3月15日月曜日

コンテンツは切り口勝負

 ソーシャルメディアが当たり前の時代、1億総コンテンツホルダー時代。

毎日、コンテンツは発信され続ける訳です。


つまり、世の中にはどこかで見聞きしたようなコンテンツがどんどん発信されていきます。

もちろん、二番煎じ、三番煎じに劣化コピーならまだしも丸ごとコピーなんてコンテンツもありますが…。


では、どこで差別化を図るかということで、ブランディングだの、“誰”を際立たせようなどと言われており、それぞれがプロフィールやパーソナルブランディングに磨きをかけています。

ただ、個を立たせ過ぎると歯止めが効かなくなります。

つまり、もっと、もっととなり、最終的には……という人もたくさんいらっしゃいます。


確かにどういう人が発信するかというのは重要ではありますが、今の自分以上にはなれないし、そこを装うとエライことになってしまうということです。


では、どうすればいいのかというと、コンテンツの切り口を工夫するということです。


実は、先日、観光列車評論家として、またテレビ出演が決まりました。

その時にプロデューサーさんが面白がってくれたことを書き出してみます。


・鉄道マニアじゃないからこその紹介の仕方

・観光列車を乗り継いで、全国縦断結婚式ツアーをしていた

・朝から晩まで全コースを一気に乗っている

・全メニューを頼んで写真を撮っている

・観光列車に乗るための旅費をセミナーで稼いでいる

・観光列車を夫婦で楽しんでいる

・観光列車に合わせて洋服のコーディネートを楽しんでいる

など


でした。


私は、鉄ちゃんではありません。

なので、難しいことはよく分かりませんが、逆にそれがウケたようです。


ただ、観光列車を紹介するのではなく、どういう風に紹介するのか? どこに面白味をつくるのか? どこを突き詰めるのか? ということです。

実際、私が自分がやっていることで切り口を考える場合、大前提に「お金持ちに真似されない、あまり人がやっていないこと」ということは意識しています。

お金をかけたら再現できるのであれば、お金持ちにはかないませんし、人がやってるコトは面白がられませんからね。


皆さんも、自分が情報発信するのなら、どんな切り口がいいのかを考えて投稿するようにしてみましょう。

そうすることで、唯一無二のコンテンツとなり、ファンができたり、メディアからの取材が来るようになりますよ。


2021年2月15日月曜日

ブログでテレビやラジオ出演を狙おう

私は出版の仕事をしているので、著者の知り合いが多いのですが、著者なので、専門家として扱われることが多く、テレビやラジオといったメディアに出ている人がかなりいらっしゃいます。

かくいう私も、ブログをきっかけに観光列車評論家として『マツコ&有吉 かりそめ天国』に出演いたしました。


そういう人の話しを聞くと、意外と狙って出られることが分かります。


とくにテレビの人というのは、とにかく忙しい…。

忙しいのに専門家としてコメントをしてくれる人を探さなくてはなりません。


実は、ヒントはここにあるんです。


忙しいということは、回りくどく人づてに紹介などで探してなんかいられません。

ダイレクトに知り合いがいれば、電話1本で終了です(これ、逆に言うと、一回、つながると何度も呼ばれやすくなるということでもあります)。

知り合いにいない場合、どうするかというと検索エンジンです。

つまり、見つけてもらうためには、何かの専門家として検索されたときに見つかるようにしておかなければならないということです。

実際、“観光列車評論家”で検索していただけると、よく分かると思います(笑)


ただ、同じジャンルの専門家が多数いた場合、どうするかと言うと、今度は打ち合わせをどれだけ端折れるかがポイントになります。

つまり、番組でそのまま使えるような記事がブログにあるかどうかです。

ニュース系だと、ワイドショーなどでよくあるようなパネル用な論理展開で記事を書いておくとか…。

特集系だと、雑誌の特集のように季節ネタで網羅的にお勧めするような記事を書いておくとか…。

テレビなので、これからきそうなことを予測して、前もって投稿しておくことが重要です。


私も消費増税でポイント還元が話題になることは分かっていましたし、ポイ活の専門家はいっぱいいるので、ポイントでできる投資の専門家ということで、ポイント投資研究科でブログを仕込んでおいたら、10月の二週目には出版が決まりました。


あとは最後にオファーをされやすくする施策として、意外と重要なのが、メディア向けの問い合わせ窓口を用意しておくということです。

メディアの人は時間が無いので、急いでいます。

急いでいるということは、極力、断られるリスクの少ない人からオファーをするということです。

メディア向けの問い合わせ窓口を用意していて、「テレビはちょっと…」という人は、スケジュールと予算以外の理由ではほとんどないですからね。


メディアを狙う場合、検索回数は少なくても、狙って確実に取れる市場なので、意外と美味しいと出演経験のある人は、皆さん、おっしゃっております。

いつもとはちょっと違う考え方で、ちょっと記事を書いてみてはいかがでしょうか?