2020年6月15日月曜日

メディアの本質に目を向けよう

ソーシャルメディアをマーケティングに使うと、必ず話題になるのが、どのソーシャルメディアが一番効果があるのかということ。
シェア率が高いからYouTubeがいいとか、開封率がいいからLINE@がいいとか…。
つい、そういう情報に振り回されてしまい、本質を見失っている人って、意外と多いと思いませんか?

では、本質は何かと言えば、そこにお客さまになりうる人はいるのかということです。

YouTubeのシェア率が高いからと言って、それを観ている人たちの目的はなんでしょうか?
そこを間違えると痛い目にあいそうって話しです。
私もYouTubeを観ますが、基本はひまつぶしのおもしろ動画がほとんどです。

つまり、誰かの仕事につながりそうな動画は見ていません。
シェア率が高いことと成約率や誘導率が高いというのは別の話しだということです。

ノウハウ系は動画の時間分、再生時間で取られてしまうので、私はブログで探します。
ということは、YouTubeを活用する場合、何をアップするべきかで考えてしまいますし、動画を用意する手間と見た人の成約率を考えると、懐疑的にならざるを得ません。

もちろん、YouTubeが全面的にダメなのではなく、自分のビジネスのとの相性をそういう上辺の情報に振り回されることなく考えましょうという話です。

LINE@も同様です。

開封率の高さで注目されておりますが、LINEはソーシャルメディアではなく、コミュニケーションツールなので、未読の存在が気持ち悪いってだけで、開封されているのであり、決して精読率が高いわけではないと思っています。
Push型のメディアを運営する以上、やはり生命線は精読率や、そこからの成約率ではないでしょうか。

また、人のサービスに貯めたリストであるリスクを考えても、LINE@はあまりやる気にはなりません。
それなら、ちゃんと登録してもらえるような魅力的なメルマガを運営した方が、絶対に効果的ですからね。

ということで、情報発信をするのであれば、それぞれのソーシャルメディアを見極め、どういう風に使うべきかを考えて使うようにしましょう。
どこかのコンサルタントが推奨していることをそのまま鵜呑みにしてはいけませんよ〜
(そのコンサルタントが嘘を言っているのではなく、あなたとの相性をちゃんと考えましょうねって話です)