2023年1月28日土曜日

3000文字以上の長文を書くコツ

 最近、ブログ記事を書くとしたら、最低1000文字、できたら3000文字以上と言われています。

記事の文字数が増えれば増えるほど、文章を書くのが難しくなります。


理由は大きく分けて2つ。


ひとつは、文字数を増やすことで、文章のスタートとゴールの距離が伸びてしまいます。

ということは、ゴールまでの経路というか、ゴールまでの道のりが長くなってしまい、話が分かりにくくなってしまうということです。

中には途中から内容が趣旨と逸れてしまう人や話がブレてしまう人も少なくありません。


そして、もうひとつは、本文だけの長文は読んでいて冗長になってしまいがちなので、どうしても精読率が下がってしまいます。

とくにブログの場合、読者は早く答えを知らたい訳ですから、いちいち文章を読んでいる場合ではありません。

そういう意味では、どこに答えが書いてありそうか分かりやすい方が、読者にとって親切なのです。

ただし、答えを明確にし過ぎてしまうと、滞在時間が短くなってしまうため、どこに答えが書いてありそうか分かりやすくするのは重要ですが、明確にしてしまうのはマイナスになります。


これらの問題を解消するのに見出しを使うのですが、多くの人が文章を書きながら見出しを書いてしまいます。

しかし、上記の問題を解消する場合、見出しはスタートからゴールまでのマイルストーンとして考えるべきです。


つまり、ブログの文章を書く場合、最初にスタート(何に悩んでいる人に)とゴール(その悩みを解消する方法)を決め、先にどういう経路(論理展開)でそこをつなぐかを考え、その経路がぶれないように見出しを考えていきます。

そうすることで、最初の見出しの文章は次の見出しにつなげるため、次の見出しの文章はその次の見出しにつなげるために書くということです。


文章は、スタートとゴールの距離が短いほど分かりやすい文章になりますので、こうして先に見出しを用意しておくことで、分かりやすい長文を書くことが可能になります。