2020年11月16日月曜日

文章を書けない人は目的に応じた型を用意しておこう

相変わらず、ブログが書けないという人が多いですね。

個人的には、そういう人の気持は全くわからないのですが…。


ブログが書けないという人の話を聞いてみると、いくつかポイントがあることに気づきます。


そのひとつが、そもそも書きたいと思えない。

そして、書きたいことがない、何を書けばいいのかが分からない。

あとは、どう書けばいいのかが分からない。


まぁ、こんな感じが多いですね。


今までもの、これらのポイントを解消するべく書いてきましたが、今回はどう書けばいいのかが分からないという人に向けて書こうと思います。


何か文章を書こうと思った時に、私の場合、瞬時にどういうプロセスで書くかが頭の中で思い浮かびます。

これはある程度、書きなれているとよくあることですが、最初のうちはなかなか難しいですよね。

なので、私はセミナーとかでも、「文章は型で書け」と教えています。


これは、どう書くかを悩むより、まずは書くということが大事だということと、ブログの文章の場合、文章力は表現力より論理展開の型さえ分かっていれば伝わることを知っているからです。


私もかつては、いろいろな文章の論理展開の型をブログに下書き保存をして、目的に応じてコピペをして、それをベースに書いたものです。


今回は、私がよく使っていた論理展開をご紹介します。


まず、TwitterではPREP法という論理展開をよく使いました。

これは、何かを簡潔に説明するのに最適な論理展開だと思います。


次にブログですが、検索エンジンからアクセスを集めるためのノウハウ記事を書く場合、IKPOLET法という論理展開を使ってました。

これは、論理的に理解させるのに説得力がある論理展開だと思います。


最後にブログですが、告知やセールス記事を書く場合の論理展開ですが、これはよく言われている新・PASONAの法則ですね。

さすが最適と言われ続けているだけあって、やはり成約率は高い論理展開だと思います。


他にもいくつかありますが、主だった論理展開はこの3つです。


それぞれがどういう論理展開なのかはググってもらって、その内容をブログの記事にコピペして、下書きとして保存しておきましょう。

記事タイトルに、目的や用途を書いておくと便利です。


あとは、毎回、型を選んで、コピペして、それをベースに書き進めるだけなので、それほどストレスなく書けると思いますがいかがでしょうか?


是非、やってみてくださいね。


2020年10月19日月曜日

集客ではなく、メディアを狙う

 ある程度、集客ができるようになったら、今度はメディアに取り上げてもらいたいと思いませんか?


実は、メディアに取り上げてもらう方法というのは、集客する方法とは似て非なる方法となります。


メディアに取り上げてもらうためには、メディアの人に見つけてもらい、評価され、オファーしてもらわなければなりません。


では、まず、その最初のメディアの人に見つけてもらうためにはどうすればいいのかという話からしていきます。

メディアの人は、何かに悩んでいるわけでも、何か欲求があるわけでもありません。

なので、通常、集客で狙うようなキーワードでは検索しないということです。

メディアの人が探しているのは、そのことに詳しい専門家です。

では、あなたがメディアに取り上げてもらいたいテーマの専門家は、どういう肩書を名乗っているでしょうか?

テーマ+専門家、評論家、研究家、ジャーナリスト…こういう組み合わせは見つけてもらいやすいですよ。

そして、その肩書で検索された時に、上位にくるようにしておいてみましょう。


次にメディアの人に評価される方法です。

これはメディアの人がなぜ専門家を探しているのか?専門家に何を聞きたいのか?を考えてみたら、そんなに難しいとは思わないはずです。

多いのは、何かの事象に対する分かりやすい解説ですね。

よくワイドショーとかでボードを使って説明しているアレです。

つまり、あのボードが作りやすくなるような記事を書いておけばいいということになります。

もうひとつ、あるのは今後の見通しです。

この夏はどうなるのか?とかですね。

私のところにきたのは、「今年のGWに絶対に乗っておきたい観光列車は?」という質問でした。

まぁ、実際にそういう記事を書いていたので、そういう質問がきたわけですが…。

つまり、雑誌の特集のような記事を用意しておくと、効果があると思います。


そして、最後ですね。

オファーしてもらう方法です。

これは出版でも言えることですが、メディア向けの問い合わせ窓口を作っておくということです。

一般の問い合わせ窓口とは別に、『取材・原稿のご依頼はこちろ』というような別の窓口を作っておきましょう。

それがあることで、取材や原稿の依頼に対応してくれる人とみなしてくれますからね。


実際、私が観光列車評論家としてブログやサイトを作り、SNSを運営した結果、ラジオ日本、TOKYO FMに出演しましたし、今年の10月にはテレビ朝日のマツコ&有吉 かりそめ天国にも出演します。

その時に、メディアの人にも聞きましたが、他にもビュッフェ評論家、ポイント投資研究家、歌舞伎評論家、クレジットカード研究家などで実際に探してオファーしたことがあるそうです。


読んでいただければ分かりますが、それほど難しいことではありませんので、メディアに取り上げてもらいたい人は、是非、取り組んでみてくださいね。


2020年9月23日水曜日

どうせ情報発信をするのなら一石二鳥を狙いましょう

もし、あなたが何か情報発信をしているのであれば、どのようなテーマで情報発信をされてますか?


私がオススメするのは、一石二鳥となる情報発信の仕方です。

通常だと『〇〇する方法』とかで情報発信をしてしまいがちですですが、そうではなく、例えば『☓☓で〇〇する方法』みたいな感じです。


つまり、掛け合わせです。

この例の場合でいうと、☓☓と〇〇の掛け合せということになります。


この掛け合わせで情報発信をするメリットというのは2つあります。


そのひとつは、差別化しやすいということです。

通常だと、つい『〇〇する方法』にしてしまいがちですが、『〇〇する方法』だととにかく競合が多いです。

そして、テーマが大きすぎて、実は抽象的に感じられてしまうというのもあります。

つまり、エッヂが立っていないため、お客様に選ばれにくいのです。


もうひとつのメリットは何かというと、ビジネスチャンスが二倍になるということです。

『☓☓で〇〇する方法』は、そのまんま『☓☓で〇〇する方法』というビジネスチャンスがありますが、実はもうひとつ『〇〇するための☓☓の方法』というビジネスチャンスを作ることができるということです。


実際に、『出版してビジネスを加速させる方法』というテーマで私はやっておりますが、その結果、ビジネスを加速させるための江戸スタという勉強会やベビスタという講座にも集客ができておりますし、もちろん、ビジネスを加速させる出版の方法ということでやっている出版セミナーも好調です。


最近、ポイント投資研究家というのを名乗り始めたら、ポイ活本と投資本の二冊の出版オファーをいただきました。

先方は、私の本業を知らずにオファーをされたようです。


このように、ちょっと切り口を工夫するだけで、ビジネスチャンスは二倍になるのです。

どうせ情報発信をするのですから、しっかり考えて、一石二鳥を狙いませんか?


2020年8月17日月曜日

意外と気になる用語の不統一

 ブログなどを見ていると、用語の統一がなされてないことって意外と多くて、それが気になって文章が頭に入ってきません。


我々、編集者は、業界に入って一番最初に叩き込まれるのが、この用語統一です。

最初と途中でm用語の使い方が異なっていることというのは、業界外の人が書く文章には非常に多く見られますからね。


でも、これって何ヶ月間か意識して文章を書いていると、頭の中で定着して、自然と用語統一された文章になっていきます。


では、どうやって意識付けをするかですが、本当は市販の「用語用字辞典」を一冊用意されることをお薦めしたいところですが、お金をかけるのも何なので、用語表を作っておくといいかもしれません。


ちなみに、用語統一できになるのは、次のようなことです。


○文体の統一

ですます調とである調の混在。

文体は著者の立ち位置に大きく関わってくるため、不統一だと混乱してしまいます。


○送り仮名の統一

同じ単語なのに、送り仮名が不統一。

同じ単語なだけに送り仮名が不統一は読んでいて気になります。


○単語の統一

同じことを表しているのに、違う単語を使う(本と書籍など)。

そこに何か意図があるような気がしてしまい、本筋とは違うところに意識がいってしまいます。


○役物の統一

「 」と“ ”と『 』や!と!?と?!などの使い分け。

意識しないと、気分で使い分けがちですが、複数記事を連続して読んでいると気になります。


○句読点の打ち方の統一

句読点の打ち方にルールはありませんが、自分なりのルールは決めておきましょう。

句読点は文章のリズムを作りますので、ルールが徹底されていないと、違和感が出てしまいます。


尚、これらの用語統一は、エディタのアプリによってはアプリが整えてくれるものもありますので、自分でやるのはちょっと…と思う方は、そういうアプリを探してみてはいかがでしょうか?


2020年7月20日月曜日

自分が言いたいことより、読者が読みたいこと

ブログを始めて、自分が何かを発信しようと思うと、つい方に力が入りがちです。

そして、自分が言いたいこと、伝えたいこと、分かって欲しいことを書いてしまいがちです。
でも、ブログの読者というのは、似たようなことが書かれているブログがたくさんある中で、あなたのブログを読んでくれています。
もっと言えば、自分が知りたいことが書かれていないのなら、他にもいっぱいあるブログの中で探そうとしています。

端的な言い方をすれば、読者は読みたい記事を読みたい。
読みたい記事を求めて彷徨っているわけです。

それなのに、書き手はつい自分が言いたいこと、伝えたいこと、分かって欲しいことを書いてしまいます。
結果、誰にも読んでもらえないブログに…。

でも、勘違いしないでください。

「あなたが言いたいこと、伝えたいこと、分かって欲しいことなんて読みたいと思っている人なんていませんよ」と言いたいわけではありません。
人に自分の記事を読んでもらうためには、「あなたの記事が読みたい」と思ってもらう状況にならなければ、読んでもらうことは不可能ということです。

では、「あなたの記事が読みたい」と思ってもらうためには、どうすればいいかというと、読者に信頼されなければなりません。
信頼されるためには、まず読者が欲しい情報、知りたい情報を提供するということです。
そして、読者の状況に共感し、解決策を提供します。

そこまでやって、はじめて自分が言いたいこと、伝えたいこと、分かって欲しいことを読んでもらえるようになります。
自分が読者になって、何か情報を探す立場になって考えてもらえれば、その気持はよく理解できると思います。

最初は大変に感じるかもしれませんし、もしくは、自分のメディアで、何故、読者に媚びなきゃいけないのかと思う人もいるかもしれません。
でも、インターネットでの通りがかりのユーザーに自分の話しを聞いてもらうわけですから、それぐらいしなきゃダメだということです。

ブログを始めたからといって、黙っていても記事を読んでもらうというのは大間違いですからね。
しっかり考えて、取り組んでくださいね。

2020年6月15日月曜日

メディアの本質に目を向けよう

ソーシャルメディアをマーケティングに使うと、必ず話題になるのが、どのソーシャルメディアが一番効果があるのかということ。
シェア率が高いからYouTubeがいいとか、開封率がいいからLINE@がいいとか…。
つい、そういう情報に振り回されてしまい、本質を見失っている人って、意外と多いと思いませんか?

では、本質は何かと言えば、そこにお客さまになりうる人はいるのかということです。

YouTubeのシェア率が高いからと言って、それを観ている人たちの目的はなんでしょうか?
そこを間違えると痛い目にあいそうって話しです。
私もYouTubeを観ますが、基本はひまつぶしのおもしろ動画がほとんどです。

つまり、誰かの仕事につながりそうな動画は見ていません。
シェア率が高いことと成約率や誘導率が高いというのは別の話しだということです。

ノウハウ系は動画の時間分、再生時間で取られてしまうので、私はブログで探します。
ということは、YouTubeを活用する場合、何をアップするべきかで考えてしまいますし、動画を用意する手間と見た人の成約率を考えると、懐疑的にならざるを得ません。

もちろん、YouTubeが全面的にダメなのではなく、自分のビジネスのとの相性をそういう上辺の情報に振り回されることなく考えましょうという話です。

LINE@も同様です。

開封率の高さで注目されておりますが、LINEはソーシャルメディアではなく、コミュニケーションツールなので、未読の存在が気持ち悪いってだけで、開封されているのであり、決して精読率が高いわけではないと思っています。
Push型のメディアを運営する以上、やはり生命線は精読率や、そこからの成約率ではないでしょうか。

また、人のサービスに貯めたリストであるリスクを考えても、LINE@はあまりやる気にはなりません。
それなら、ちゃんと登録してもらえるような魅力的なメルマガを運営した方が、絶対に効果的ですからね。

ということで、情報発信をするのであれば、それぞれのソーシャルメディアを見極め、どういう風に使うべきかを考えて使うようにしましょう。
どこかのコンサルタントが推奨していることをそのまま鵜呑みにしてはいけませんよ〜
(そのコンサルタントが嘘を言っているのではなく、あなたとの相性をちゃんと考えましょうねって話です)

2020年5月18日月曜日

メディアごとの情報の最適化

ソーシャルメディアがこれだけ普及して、日常的に使うようになってきました。
しかし、ソーシャルメディアをビジネスに活用しようとしている人の言っていることは、ノウハウを発信しようの一点張り。

どこまでをソーシャルメディアというのかもありますが、ソーシャルメディアにはそれぞれに特徴があり、その特徴に合わせて最適化しなければ、その効果を享受することはできません。

ソーシャルメディアそれぞれの特徴を紹介するのも何なので、今回はザックリ紹介しますね。

まず、ソーシャルメディアの特徴として挙げられのは、ストックメディアとフローメディアです。

ストックメディアは、投稿が蓄積され、蓄積されることでより大きなメディアへと成長します。
代表的なのが、ブログやYouTube、ポッドキャストなどです。
これらのメディアは検索して見つけてもらうことがほとんど。

フローメディアは、投稿がタイムラインで流れていき、リアルタイム性とレスポンスの良さが魅力のメディアです。
代表的なのが、FacebookやTwitter、Instagramなどです。
これらのメディアはタイムラインなどで流れてくるのを見られることがほとんど。

つまり、見る側の視点で言えば、ストックメディアは能動的に検索して見つけるのに対し、フローメディアはタイムラインなどで受動的に見させられているということです。

それを踏まえて考えると、ストックメディアはノウハウなどビジネス関連の情報ばかりでいいのに対し、フローメディアはノウハウばかり投稿していても飽きられてしまうのでエモーショナルな内容も織り交ぜたほうがいいことは理解していただけるのではないでしょうか?

そして、フローメディアで売り込み臭い投稿や自撮りなどをしない方が理由も…。

ということで、自分が何か情報を投稿しようと思ったとき、何に投稿するのかを考え、そのソーシャルメディアの特徴に応じて、投稿を最適化するようにしてくださいね。
それぞれのソーシャルメディアごとに特徴は違いますので、何でもかんでも同じく投稿していたのでは、あまり効果を享受することはできませんよ。

2020年4月20日月曜日

記事のバリエーションの増やし方

ブログなどをやっていると、書くことが無くなり、パソコンの前で1時間ぐらい悩みこんでしまう人もいらっしゃるんだとか…。
そんなに悩むなら、書かなきゃいいのに…って思ってしまいますが、そういうわけにはいかないようです。

そこで、記事を書く時に困らない記事のバリエーションの増やし方について書こうと思います。

まず、ブログの記事を今までひと記事も書けていない人って、まずいらっしゃらないと思います。
もしそうだったら、ブログなんて始めようなどとは思いませんもんね。
つまり、すでにブログに数記事は投稿されているってことです。
だったら、それらの記事を倍増しちゃいましょう。

どうバリエーションを増やすかというと、モノ・時間・人です。

モノというのは、物体でも事象でも構いませんが、それらを細分化するということです。
例えば、インターネットではなく、ストックメディアとフローメディアに分けます。
さらに、ストックメディアをブログ、ポッドキャスト、YouTubeとフローメディアをInstagram、Twitter、Facebookのように分け、それぞれについて書いていくということです。

時間というのは、それをするタイミングです。
大抵の場合、する前の準備、やっている最中、やった後と3つには分けられるはずです。
つまり、先にしておいた方がいい準備の話、やっている最中のポイント、やり終わった後の注意点を書いておくということです。
ダイエットでも、料理でも、出版でも、そういうのってありますよね?

人というのは、ターゲットというか、立場です。
一つの事象において、必ず、異なる立場の人がいますよね。
例えば、売り手と買い手、男と女、敵と味方など、ひとつの立場からだけではなく、違う立場からも記事を書くということです。
同じターゲットに、自分がするべきことの記事も書けるし、相手が考えていることについての記事も書けます。
また、逆の立場の人たちに、自分がするべきことの記事も書けるし、互いの考え方を解説する記事も書けます。

こういう風に、視点を上げたり下げたり、タイミングを変えてみたり、立ち位置を変えることで、1つの記事をいろいろとアレンジできるようになります。
こういう手法を持っていたら、とくに書くことが思いつかなかった場合、過去記事を読んで、アレンジして書くことができるようになりますね。

2020年3月24日火曜日

タイトルはキャッチコピー

書籍の編集者として、「本が売れる要素はカバーとタイトルだ!」という論調には承服しかねますが、実際、それ売れている事例はたくさんあります。

とくにタイトルは、見た者のハートを一瞬で鷲掴みしなくてはならないため、試行錯誤を繰り返し、練りに練ってひねり出します。

ということは、タイトルは本のキャッチコピーを考えると言っても過言ではありません。
実際、多くの編集者が、タイトルのセンスを磨くために、キャッチコピーのスクールなどに学びに行くほどですから…。

本のタイトルで見た者のハートを一瞬で鷲掴みにし、サブタイトルで見た者に当事者意識を持たせ、帯のメインで煽り、その他の部分で取りこぼしが無いように抑える…という感じです。
どれもワンフレーズで書かなくてはならないため、キャッチコピーを考えるスキルが全てに役立つのです。

また、最近では本を買うのに、まずは目次で内容をチェックする人も増えて増えてきました。

ということは、目次の項目でも、「この内容は何が書かれているんだろう?」「この内容は面白そうだ?」と思わせないと、なかなかレジまで本を持っていってもらえなくなってきました。

昔は、内容を分かりやすくワンフレーズにまとめ、前後関係を流れるような構成にするようにと指導されてきたものですが、それだと、目次だけで中身が分かってしまい、本を買ってもらえないと言うのです。

ということは、章タイトルや節タイトル、見出しなど、目次に掲載される部分は全て、キャッチコピー化しなければならないのかもしれません。

ちなみに、あるベストセラー作家さんにベストセラーを生み出す秘訣を聞いたら、その人は「章タイトルや節タイトル、見出しを名言化する」とおっしゃっておりました。
名言化というのは、キャッチコピーとはちょっと違い、それを人に言いたくなるようになるとのこと。
つまり、章タイトルや節タイトル、見出しを名言化すると、細かくソーシャルメディアでシェアされることが多く、バズが起こりやすくなるそうです。

しかも、タイトルなどをキャッチコピー化されていたら、目次の項目を名言化でも本の売れ行きは変わらないそうなので、タイトルなどで購買を促し、目次でバズを狙う戦略を狙うとのこと。
いや〜、勉強になりました。

これはブログにも言えることだと思いますので、是非、参考にしてみてくださいね。

2020年2月17日月曜日

あなたのブログは面白いですか?

最近、いろいろな人が「起業したら、ブログぐらいやらなくっちゃ…」と言われて、よく分からずにやっているケースって、非常に多いと思います。
 
そんなブログを見て、私が思うことは、「つまらない…」です。
 
それは、そのブログが書き手が自発的に書いているのではなく、否応なく書かされているから。
しかも、同業他社も同様にブログをやっているので、つまらないブログを見る必然性はありません。
 
結果、いくらブログを書いても集客につながらなくなり、続かなくなり、終了…というパターン。
 
まぁ、ブログを書く目的が決まっている以上、なかなか自発的に書くというのは難しいと思います。
でも読まれなくては元も子もありません。

ついマーケットインの考え方で、お客様の悩みと欲求は?とか言いながらブログに書くべきことを探してしまいがちですが、その考え方を一回やめてみませんか?

で、自分の好きなことを発信してみましょう!
ただし、たんに自分の好きなことを発信してもさすがに意味がありませんから、自分のお客様にその自分が好きなことを伝えるつもりで書いてみてください。
しっかり、ひとりのお客様の顔を思い描いて、そのお客様に伝えるつもりで。

そしたら、文章にもあなたの熱量が乗っかり、きっと相手も楽しんでくれる記事になるはずです。

たんにプロダクトアウトで記事を書き捨てるのではなく、プロダクトアウトで書く内容を決めますが、あくまでも相手がいることなので、そこはしっかると伝えるつもりで書いてみてくださいね。

何だか最近、同じようなテイストのつまらないブログが多いなぁ〜と感じますので、是非、こんな感じでブログ記事を書くことに挑戦してみましょう。
そうすれば、それだけで競合より頭ひとつ抜け出すことができますよ。

2020年1月20日月曜日

文章を書く上で基本的な考え方

私の仕事は書籍の編集者です。
書籍の場合、読み手は必ずお金を払って、購入していただいた本を読んでいます。

なので、その本を読むということに対するモチベーションは担保されていると言っても過言ではないでしょう。
わざわざお金を払ってますからね。
ちゃんと読まなきゃ損した気になりますもん。

でも、ネットの文章ってどうでしょうか?

いくら必死に検索して、探し当てた内容だったとしても、基本的には流し読みされることがほとんど。
まぁ、無料ですし、誰が書いたか分からない、もしくは書いてある人が実在するのかも、書いてある内容が事実なのかも不明瞭な中で読まなくてはなりませんからね。
さらに、検索結果で上位にするためにはGoogleのアルゴリズムに評価されなくてはなりませんし、それが嫌だと思ったらソーシャルメディアからアクセスを呼び込まなくてはならず、そのために煽ったタイトルにしていく傾向を感じます。

アクセス数や滞在時間、直帰率、離脱箇所などが分かってしまいますので、ついついテクニカルな方向や安直な煽りを取り入れてしまいたくなる気持ちも分からなくはありませんが…。

でも、書籍の編集者として、そういった傾向に違和感を感じてしまいます。

Googleのアルゴリズムに評価されることに意識がいってしまうばかりに、いわゆる日本語の美しさや書き手の個性といった、いわゆる文章の“芸”という部分がないがしろにされている気がするのです。
このままでは、正しい日本語はGoogleのアルゴリズムが基準になってしまいそうで…(汗)

やはり、ウェブライティングの基本は、インターネットというインフラで、文章を使って伝える技術であって欲しいと切に願います。
伝える技術があった上でのアクセスを呼び込むテクニックでないと、ますますネットの文章に対する信憑性が薄れてしまいますからね。

確かに数字で表す結果も大事ではあると思いますが、もっともっと大切な文章を使って伝えるという基本的な考え方を忘れないでいただきたいと思います。

今年もそんな想いで寄稿していこうと思っているので、よろしくお願いいたします。