2020年7月20日月曜日

自分が言いたいことより、読者が読みたいこと

ブログを始めて、自分が何かを発信しようと思うと、つい方に力が入りがちです。

そして、自分が言いたいこと、伝えたいこと、分かって欲しいことを書いてしまいがちです。
でも、ブログの読者というのは、似たようなことが書かれているブログがたくさんある中で、あなたのブログを読んでくれています。
もっと言えば、自分が知りたいことが書かれていないのなら、他にもいっぱいあるブログの中で探そうとしています。

端的な言い方をすれば、読者は読みたい記事を読みたい。
読みたい記事を求めて彷徨っているわけです。

それなのに、書き手はつい自分が言いたいこと、伝えたいこと、分かって欲しいことを書いてしまいます。
結果、誰にも読んでもらえないブログに…。

でも、勘違いしないでください。

「あなたが言いたいこと、伝えたいこと、分かって欲しいことなんて読みたいと思っている人なんていませんよ」と言いたいわけではありません。
人に自分の記事を読んでもらうためには、「あなたの記事が読みたい」と思ってもらう状況にならなければ、読んでもらうことは不可能ということです。

では、「あなたの記事が読みたい」と思ってもらうためには、どうすればいいかというと、読者に信頼されなければなりません。
信頼されるためには、まず読者が欲しい情報、知りたい情報を提供するということです。
そして、読者の状況に共感し、解決策を提供します。

そこまでやって、はじめて自分が言いたいこと、伝えたいこと、分かって欲しいことを読んでもらえるようになります。
自分が読者になって、何か情報を探す立場になって考えてもらえれば、その気持はよく理解できると思います。

最初は大変に感じるかもしれませんし、もしくは、自分のメディアで、何故、読者に媚びなきゃいけないのかと思う人もいるかもしれません。
でも、インターネットでの通りがかりのユーザーに自分の話しを聞いてもらうわけですから、それぐらいしなきゃダメだということです。

ブログを始めたからといって、黙っていても記事を読んでもらうというのは大間違いですからね。
しっかり考えて、取り組んでくださいね。

0 件のコメント:

コメントを投稿