2018年10月16日火曜日

どこまでがパクリなのか

ソーシャルメディア全盛の時代。
日々、投稿することを余儀なくされております。

そうすると、書くことがなくなったりして、他の人の投稿などを参考にするようになり…。

まぁ、よくある話ですね。
でもネットの文章であれ、そこには著作権がありますので、無断でパクるのは犯罪です。

とはいえ、著作権はあくまでも自分の文章であるということを主張する権利であって、著作権侵害で訴えたところで相手がその文章で荒稼ぎしていたり、こちらがの売上が明確に落ち込んだという因果関係を立証できない限り、賠償問題にはなりにくい現実があります。
まぁ、著作権については複雑なので、機会があれば、どこかでガッツリを紹介させていただきますが、今回はそこが本丸ではありませんのでサラッと流します。

で、悪知恵のある人は、人の文章をコピペして、サラッとリライトして、我が物顔で投稿していたりもしていますね。
確かにそれで著作権は回避できますが、Googleのミラーコンテンツまで回避できているかは分かりません。
実際、結構、リライトしているのに、論理展開が似通っていて、言いたいことも同じだったサイトが飛ばされたという話を聞いたことがあります。

まぁ、そういう小手先の回避策もどうでもいいとして、何にせよ人のコンテンツをパクるということが問題なのです。
実際問題として、著作権上の回避策はいくらでもありますし、ノウハウには著作権はありませんので、セミナーで教えてもらったノウハウなどはパクリ放題と言っても過言ではありません。

でも、ソーシャルメディア全盛の時代だからこそ、そういうことはしない方がいいと思うのです。

実際、私が編集した内容をそのままパクってブログにアップした人がいました。
ソーシャルメディア全盛の時代なので、無料で多くの人にさらされるため、気づかれる確率も上がります。
そして、ソーシャルメディア全盛の時代なので、気軽に誰とでも連絡が取れます。

その結果、私の元に知らない人からチクりが入り、私は本人に忠告するも無視されたので、その人が所属している協会に問い合わせ。
もちろん、自分のタイムラインでも、その事実を公表しました。
当然、面白がって、たくさんの人がその人のブログを見にいき、さらにシェアして拡散してくださいました。

まぁ、いわゆる炎上のような感じです。

こういうことが起こったら、もうその人はブランディングとか言っている場合じゃありませんよね。
その後、何を取り繕ったとしても、そういうコトをした人として認識されてしまいます。

このスピード感や拡散力、取り返しがつかない感じがソーシャルメディアのリスクでもあると思うのです。

だったら、最初からパクったりなどせず、正直に「〇〇さんが書いていたこの記事は、とっても共感できますね」と紹介すればいいのです。
何かノウハウを紹介したいのであれば、「先日のセミナーで〇〇さんにこういうノウハウを教えていただきました。とても効果がありますので、よかったら選果してみてはいかがでしょうか?」と紹介してあげたら、紹介された人にも、紹介した人にも感謝が生まれますよ。

そもそも、人ひとりの情報量なんてすぐに限界がくるわけですから、自分だけで何とかしようとせずに、自分の価値観でまわりを活かしながら情報発信をしていきましょう。
今回は著作権とは違う切り口で、パクリ問題について言及してみました。

1 件のコメント:

  1. 研修の仕事をしているため、たくさんのビジネス書を読みましたが、どれも内容は似通っています。そしてのその似通った内容を参考にして研修を組み立てている私も、何かしらパクっていることになります。もはや、どの書籍から仕入れた内容なのか、自分でもわからないほどなので、ちょっとした後ろめたさがありましたが、この記事を読んで少し救われました

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