自分のお客様が求めている商品やサービスを提供する。
たったそれだけです。
ビジネスをされている人なら、すぐにご理解いただけることでしょう。
でも、ソーシャルメディアが普及して、起業しやすい環境が整ったことで、お客様が求めていることより、自分の価値を押し付ける人が非常に増えてきました。
実は、これは文章にも同じことがいえます。
ブログであろうと、メルマガであろうと、無料とはいえ読み手の時間と交換で読んでいただくものです。
ブログやメルマガを使って、ビジネスを加速させようと思っているのであれば、尚更、読み手が読みたいであろう文章を書かなくては、絶対にビジネスはうまくいきません。
でも、「それは私の書きたいことじゃない!」「自分のメディアなんだから自分の書きたいことを書く」と言って、自分の好きなことばかりを書かれる人が非常に多いです。
せっかく手間と時間をかけて書くのに、もったいないですよね。
もし、自分が好きなことだけを書いてビジネスがうまくいくのであれば、それは著者的ではなく、作家的な要素があるはずです。
つまり、あなたの世界観にお客様が共感したということになります。
それでうまくいくのであれば、それにこしたことはありませんが、なかなかそうかいかないのが現実です。
これ、実は出版も同じ。
多くの人が自分の書きたいことで本を出版したいと思っているようですが、それで売れるのはごくごく一部の人たちけですからね。
だって、読者はお金を出して本を買うわけですから、ブログやメルマガよりもシビアに判断していますよ。
その上、読むのに時間も費やすわけですから、このご時世、そこに価値を感じなければ、買ってまで何かを読むということはありません。
つまり、読者が読むためにお金も時間も投下してもいいと思える価値を感じてもらえることをしっかりと考えなければ、商業出版は無理だということです。
そういう人は自費出版をするばきでしょうね。
では、どうすればいいかというと、あなたが持っているノウハウやスキルで、お客様をどうしてあげられますか?
もしくは、どんな感覚や価値を提供できますか?
そうなりたい人は、何に悩み、それを解消するためにどんな情報を求めているのかを考えてみましょう。
それが、あなたが書くべき文章ということですから。
くれぐれも、自分が書きたいだけ、伝えたいだけの独りよがりな文章は書かないようにしてくださいね。
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