2020年9月23日水曜日

どうせ情報発信をするのなら一石二鳥を狙いましょう

もし、あなたが何か情報発信をしているのであれば、どのようなテーマで情報発信をされてますか?


私がオススメするのは、一石二鳥となる情報発信の仕方です。

通常だと『〇〇する方法』とかで情報発信をしてしまいがちですですが、そうではなく、例えば『☓☓で〇〇する方法』みたいな感じです。


つまり、掛け合わせです。

この例の場合でいうと、☓☓と〇〇の掛け合せということになります。


この掛け合わせで情報発信をするメリットというのは2つあります。


そのひとつは、差別化しやすいということです。

通常だと、つい『〇〇する方法』にしてしまいがちですが、『〇〇する方法』だととにかく競合が多いです。

そして、テーマが大きすぎて、実は抽象的に感じられてしまうというのもあります。

つまり、エッヂが立っていないため、お客様に選ばれにくいのです。


もうひとつのメリットは何かというと、ビジネスチャンスが二倍になるということです。

『☓☓で〇〇する方法』は、そのまんま『☓☓で〇〇する方法』というビジネスチャンスがありますが、実はもうひとつ『〇〇するための☓☓の方法』というビジネスチャンスを作ることができるということです。


実際に、『出版してビジネスを加速させる方法』というテーマで私はやっておりますが、その結果、ビジネスを加速させるための江戸スタという勉強会やベビスタという講座にも集客ができておりますし、もちろん、ビジネスを加速させる出版の方法ということでやっている出版セミナーも好調です。


最近、ポイント投資研究家というのを名乗り始めたら、ポイ活本と投資本の二冊の出版オファーをいただきました。

先方は、私の本業を知らずにオファーをされたようです。


このように、ちょっと切り口を工夫するだけで、ビジネスチャンスは二倍になるのです。

どうせ情報発信をするのですから、しっかり考えて、一石二鳥を狙いませんか?


2020年8月17日月曜日

意外と気になる用語の不統一

 ブログなどを見ていると、用語の統一がなされてないことって意外と多くて、それが気になって文章が頭に入ってきません。


我々、編集者は、業界に入って一番最初に叩き込まれるのが、この用語統一です。

最初と途中でm用語の使い方が異なっていることというのは、業界外の人が書く文章には非常に多く見られますからね。


でも、これって何ヶ月間か意識して文章を書いていると、頭の中で定着して、自然と用語統一された文章になっていきます。


では、どうやって意識付けをするかですが、本当は市販の「用語用字辞典」を一冊用意されることをお薦めしたいところですが、お金をかけるのも何なので、用語表を作っておくといいかもしれません。


ちなみに、用語統一できになるのは、次のようなことです。


○文体の統一

ですます調とである調の混在。

文体は著者の立ち位置に大きく関わってくるため、不統一だと混乱してしまいます。


○送り仮名の統一

同じ単語なのに、送り仮名が不統一。

同じ単語なだけに送り仮名が不統一は読んでいて気になります。


○単語の統一

同じことを表しているのに、違う単語を使う(本と書籍など)。

そこに何か意図があるような気がしてしまい、本筋とは違うところに意識がいってしまいます。


○役物の統一

「 」と“ ”と『 』や!と!?と?!などの使い分け。

意識しないと、気分で使い分けがちですが、複数記事を連続して読んでいると気になります。


○句読点の打ち方の統一

句読点の打ち方にルールはありませんが、自分なりのルールは決めておきましょう。

句読点は文章のリズムを作りますので、ルールが徹底されていないと、違和感が出てしまいます。


尚、これらの用語統一は、エディタのアプリによってはアプリが整えてくれるものもありますので、自分でやるのはちょっと…と思う方は、そういうアプリを探してみてはいかがでしょうか?


2020年7月20日月曜日

自分が言いたいことより、読者が読みたいこと

ブログを始めて、自分が何かを発信しようと思うと、つい方に力が入りがちです。

そして、自分が言いたいこと、伝えたいこと、分かって欲しいことを書いてしまいがちです。
でも、ブログの読者というのは、似たようなことが書かれているブログがたくさんある中で、あなたのブログを読んでくれています。
もっと言えば、自分が知りたいことが書かれていないのなら、他にもいっぱいあるブログの中で探そうとしています。

端的な言い方をすれば、読者は読みたい記事を読みたい。
読みたい記事を求めて彷徨っているわけです。

それなのに、書き手はつい自分が言いたいこと、伝えたいこと、分かって欲しいことを書いてしまいます。
結果、誰にも読んでもらえないブログに…。

でも、勘違いしないでください。

「あなたが言いたいこと、伝えたいこと、分かって欲しいことなんて読みたいと思っている人なんていませんよ」と言いたいわけではありません。
人に自分の記事を読んでもらうためには、「あなたの記事が読みたい」と思ってもらう状況にならなければ、読んでもらうことは不可能ということです。

では、「あなたの記事が読みたい」と思ってもらうためには、どうすればいいかというと、読者に信頼されなければなりません。
信頼されるためには、まず読者が欲しい情報、知りたい情報を提供するということです。
そして、読者の状況に共感し、解決策を提供します。

そこまでやって、はじめて自分が言いたいこと、伝えたいこと、分かって欲しいことを読んでもらえるようになります。
自分が読者になって、何か情報を探す立場になって考えてもらえれば、その気持はよく理解できると思います。

最初は大変に感じるかもしれませんし、もしくは、自分のメディアで、何故、読者に媚びなきゃいけないのかと思う人もいるかもしれません。
でも、インターネットでの通りがかりのユーザーに自分の話しを聞いてもらうわけですから、それぐらいしなきゃダメだということです。

ブログを始めたからといって、黙っていても記事を読んでもらうというのは大間違いですからね。
しっかり考えて、取り組んでくださいね。