2019年1月17日木曜日

文章を書き続けることができるか

ブログをはじめようと思ったら、つい読者に提供したい内容から考えてしまいがちです。
もちろん、読者に喜んでもらうことが最善でありますから、それで間違っているわけではありません。

ただ、ブログの場合、何よりも重要なことは、“続ける”ということだということに気づいていらっしゃいますでしょうか?

最初はいい記事を書いていたのに、いつの間にか更新が止まっている人や、毎回、ブログを更新しようとパソコンの前に座ってから何時間も悩んでいる人をたくさん見てきました。
そういう人は、皆さん、ちゃんとしたネタ元を持っていないんだと思います。

例えば、読者が喜ぶからと“今日の名言”みたいなことを書かれる方がいらっしゃいます。
ちなみに、あなたはどれだけの名言を知っていますか?
この答えが有限である限り、いつかはネタが尽きてしまいます。
底から先は、何をとうこうするのでしょうか?ということです。

女性のブログによく出てくるブログネタに“今日のコーデ”というのがあります。
毎日毎日のコーディネートを写真でアップするようです。
毎日、服を着る以上、継続できそうに思えますが、回を重ねていくごとに同じ服が繰り返されていきます。
毎日毎日、服は着ますし、同じ着回しだって容認されているはずです。
しかし、それをブログネタにするとなると、そうはいかなくなってしまい、ネタに困窮し、結果、そのために服を買うことに…という事態に。
これでは続けるのは困難としか言えませんよね。

つまり、そういうことです。

情報を発信するということは、継続することが前提となります。
何を投稿するかを考えるより、湧き続けるネタ元を先に見つけ、そのネタをどういう風に紹介したら読者が喜ぶのかを考えてみてください。

私であれば、毎週の書店のベストセラーランキングをネタ元に、売れている書籍の傾向とか、セミナーや日常業務での質問をまとめたりとか…。
書店のベストセラーランキングは毎週ほっといても更新されますし、セミナーも月に一度は開催しておりますので、そこでの質問というのも枯れないネタ元と言えますからね。
あとは、そこに自分の専門性を活かした切り口で記事を書くだけですから、継続することに苦しむことはありません。

ブログは、日々更新しながら読者との交流を図っていくメディアですので、まずは日々更新するということを意識して、時事ネタだったり、日常業務だったり…というネタ元を投稿する内容を考えていきましょう。

2018年12月21日金曜日

自分の強みを活かして記事を書こう

これだけネコも杓子もブログを始められると、同じテーマのブログも少なくありません。
それでも、そのテーマで書かなければ、ビジネスにつなげられない場合、どうすればいいでしょうか?

それは、自分の強みを活かして、差別化をするということです。

まずは自分にできることを書き出してみましょう。
いくつだって構わないので、たくさんかいてください。
別に、この段階でそれなりのブランディングがなされていなくて構いません。

そして、次にテーマを考えましょう。
自分のビジネスにつなげるために、どんな人を集めたいので、その人たちはどんなテーマのブログを読むのかを想像してみてください。

そしたら、あとは、その書き出したコトで組み合わせを作っていきましょう。
組み合わせることで、他の似たテーマのブログと差別化をすればいいんです。
もっと言えば、その組み合わせなら誰にも負けないというポジションになったら、無敵ですね。

私の場合、ベビスタという起業初心者向けのソーシャルメディア活用法の講座を開催しています。
しかし、似たような講座はたくさんありますよね。
そこで、自分の強みである“出版”をかけ合わせます。

ソーシャルメディア✕出版=出版するためのソーシャルメディア勉強会

こうなると、ちゃんと語れる人はほとんどいなくなるので、私の独占市場ということになります。

組み合わせをして、いけると思ったら、できる限り早くしましょう。
ポジションを取るためには、先行者利益というのは、かなり美味しいですからね。
これを取らないのはもったいないです。

一番最初に、差別化された独占市場を獲得できたら、そうそう塗り替えられはしませんからね。
ひとまず、皆さんも試してみてくださいね。

2018年11月20日火曜日

文章を書くのが苦手ということは…

私は編集者であり、出版プロデューサーという仕事をしております。
そうすると、やはり出版されたい方が集まってくるわけです。

で、そうやって集まってくる人が言う中で意外と多いのが、「私、文章を書くのが苦手なんですよね〜」という言葉。

出版って文章を書かないと始まらないのですが…(汗)

でも、これって出版に限った話ではありません。
ブログやFacebookを使ってビジネスを加速させようと思ったとしても、文章を書かなくてはならないですから。

前にも書いたかもしれませんが、文章を書くということは、読者に何かを伝えるという行為です。

自分の想いであったり、商品の良さであったり…こういうことをしっかり伝えないと、ビジネスを加速させることはできませんよね。
出版にいたっては、文字がないと話しなりませんが、考え方は同じです。
読者に伝えたい事がないのに、読者はそれに1500円というお金を払うことはありませんから。

あなたが人に伝えたいこと、それが先にあって、それを文字化する。
それが文章を書くということです。

ということは、会話でもそうですが、その相手が価値を感じてくれそうなことを伝えないと、話も聞いてもらえないですよね。
文章だって同じです。

その相手が誰なのか?
そして、その相手が価値を感じてくれそうなことは何なのか?

まずはそこを考えてみましょう。
そして、さらに価値を高めるために他の人が似たようなことを話していないかを調査し、その中から自分が伝えられることを考えることが大事です。

つまり、あなたがどれだけ伝えたい相手の気持ちになって、その人の価値観や悩み、欲求を把握できるかということが重要になります。

これは、いわゆる3C分析というものの考え方と同じです。

3C分析というのは、「市場(customer)」「競合(competitor)」「自社(company)」から成功要因を導き出すためのフレームワーク。

これがしっかりとできると、ブルーオーシャンを見つけられ、ビジネスを加速させやすくなるのですが、ここでも考える順番は市場、競合、自社の順番です。
ここでいう市場というのは、ターゲット設定も含まれますので、やはり、どれだけ相手のことを把握できるということになりますね。

文章を書くにせよ、ビジネスを加速させるにせよ、いずれにしても、とにかく相手のことを把握するということが大事ということです。