ブログやメルマガなど、メディアを運営している場合、重要なのは読者ターゲットの設定です。
ただ闇雲にブログやメルマガを書いていても意味がありません。
あなたは、誰に向けて書いているのかを設定し、その人にどう思ってもらいたいと思って書くのか…。
これ、非常に重要です。
例えば、アフィリエイトを誰かに勧める場合、主婦なのか、会社員なのか、年金ぐらしのご老人なのか、無職のニートなのかで訴求するポイントが違ってきます。
訴求するポイントが違うということは、誰向けなのかによって訴求ポイントを変えて書かないと、その後の効果が大きく変わってくるということです。
注意して欲しいのは、研修講師などをされている人。
研修講師の生徒は新入社員かもしれません。
でも、その研修講師を呼び、お金を払ってくる人は社長や人事部の人だったりします。
だとすると、あなたは誰向けに情報発信をするべきなのでしょうか?
当たり前ですが、社長や人事部の人ですよね。
でも、新入社員とは実際に話してますし、反応もニーズも分かってますので、つい新入社員向けに書いてしまう人というのが、意外と多いです。
これでは、アクセスを集められたり、反応のいい記事は書けるかもしれませんがお金にはなりませんよね。
もうひとつ、事例を出します。
私のクライアントに社会保険労務士をされている人がいらっしゃいます。
その人からコンテンツの相談を受けましたので、ブログを読ませていただきました。
そのブログに、昨今話題の『働き方改革』についての情報がたくさん書かれてます。
テレビでも話題のキーワードでもありますので、当然、アクセス数も多いのに、クライアントは増えません。
いや、むしろ減っているというのです。
でも、考えてみたら当たりませですよね。
社会保険労務士さんは、ほぼほぼクライアントは企業です。
なのに、『働き方改革』という労働者保護寄りの立ち位置の情報発信をされている訳ですから…。
分かりやすく言えば、企業側は経営効率を上げるために、できるだけ残業代などを押さえたいと思っていたとします。
その時に、「残業手当は労働者の当然の報酬です。払わない会社があったら労働基準監督署にいきましょう!」という情報発信をしている社会保険労務士と、「残業手当について労働基準監督署に突っ込まれても回避できる就業規則の作り方」という情報発信をしている社会保険労務士とという情報発信をしている社会保険労務士とでは、どちらの社会保険労務士さんに依頼しますか?ということです。
そりゃ、一目瞭然ですね。
なので、ブログやメルマガなど、メディアを運営している場合、まずは自分の読者ターゲットは誰なのかを正確に把握し、その人に向けて、その人に喜んでもらえるように書くようにしてください。
重要なのは、その他大勢の反応ではなく、自分が決めた読者ターゲットの反応ですからね。