文章を書こうとすると、どういう訳だか書くことばかりに意識がいってしまいます。
何文字書かなきゃ…
起承転結で書かなきゃ…
キーワードを入れなきゃ…
唸らせなきゃ…
いい文章を書かなきゃ…
いろいろなことを考えてしまい、本来の目的を見失ってしまうのです。
しかし、そもそも文章を書く目的はなんですか?
誰かに何かを伝えるために書くんですよね。
当たり前のことではありますが、この当たり前のことを忘れてしまう方が、非常に多いのです。
では、原点に立ち戻って、もう一度、聞きます。
そもそも文章を書く目的はなんですか?
はい、人に何を伝えるためですよね。
何かを伝えるために書くんです。
このことを忘れないでください。
では、何かを伝えるにも、伝える相手が分かっていた方が説明ってしやすいですよね。
その人が大人なのか、それとも小学生なのかで伝え方が変わってくるはずですから。
つまり、誰に伝えるかを事前に想定することも、何かを伝える上では非常に重要だということです。
これが読者ターゲットとなります。
読者ターゲットが決まれば、あとはその人を思い描いて、その人に伝えようと思って文章を書くだけです。
文字数だとか、論理展開だとか、キーワードとか…確かにそういうのも大事ですし、身につけると効果的な技術だったりします。
でも、そもそもの相手に伝えようっていう気持ちが何より大事です。
その気持さえあれば、文章が下手だって構いません。
それでもちゃんと伝わりますから。
でも、その気持ちを持たずに、テクニックに走ると、全く相手に伝わらないということもあります。
是非、原点に立ち返って、何のために文章を書くのかを考えてみてください。
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