2020年10月19日月曜日

集客ではなく、メディアを狙う

 ある程度、集客ができるようになったら、今度はメディアに取り上げてもらいたいと思いませんか?


実は、メディアに取り上げてもらう方法というのは、集客する方法とは似て非なる方法となります。


メディアに取り上げてもらうためには、メディアの人に見つけてもらい、評価され、オファーしてもらわなければなりません。


では、まず、その最初のメディアの人に見つけてもらうためにはどうすればいいのかという話からしていきます。

メディアの人は、何かに悩んでいるわけでも、何か欲求があるわけでもありません。

なので、通常、集客で狙うようなキーワードでは検索しないということです。

メディアの人が探しているのは、そのことに詳しい専門家です。

では、あなたがメディアに取り上げてもらいたいテーマの専門家は、どういう肩書を名乗っているでしょうか?

テーマ+専門家、評論家、研究家、ジャーナリスト…こういう組み合わせは見つけてもらいやすいですよ。

そして、その肩書で検索された時に、上位にくるようにしておいてみましょう。


次にメディアの人に評価される方法です。

これはメディアの人がなぜ専門家を探しているのか?専門家に何を聞きたいのか?を考えてみたら、そんなに難しいとは思わないはずです。

多いのは、何かの事象に対する分かりやすい解説ですね。

よくワイドショーとかでボードを使って説明しているアレです。

つまり、あのボードが作りやすくなるような記事を書いておけばいいということになります。

もうひとつ、あるのは今後の見通しです。

この夏はどうなるのか?とかですね。

私のところにきたのは、「今年のGWに絶対に乗っておきたい観光列車は?」という質問でした。

まぁ、実際にそういう記事を書いていたので、そういう質問がきたわけですが…。

つまり、雑誌の特集のような記事を用意しておくと、効果があると思います。


そして、最後ですね。

オファーしてもらう方法です。

これは出版でも言えることですが、メディア向けの問い合わせ窓口を作っておくということです。

一般の問い合わせ窓口とは別に、『取材・原稿のご依頼はこちろ』というような別の窓口を作っておきましょう。

それがあることで、取材や原稿の依頼に対応してくれる人とみなしてくれますからね。


実際、私が観光列車評論家としてブログやサイトを作り、SNSを運営した結果、ラジオ日本、TOKYO FMに出演しましたし、今年の10月にはテレビ朝日のマツコ&有吉 かりそめ天国にも出演します。

その時に、メディアの人にも聞きましたが、他にもビュッフェ評論家、ポイント投資研究家、歌舞伎評論家、クレジットカード研究家などで実際に探してオファーしたことがあるそうです。


読んでいただければ分かりますが、それほど難しいことではありませんので、メディアに取り上げてもらいたい人は、是非、取り組んでみてくださいね。


2020年9月23日水曜日

どうせ情報発信をするのなら一石二鳥を狙いましょう

もし、あなたが何か情報発信をしているのであれば、どのようなテーマで情報発信をされてますか?


私がオススメするのは、一石二鳥となる情報発信の仕方です。

通常だと『〇〇する方法』とかで情報発信をしてしまいがちですですが、そうではなく、例えば『☓☓で〇〇する方法』みたいな感じです。


つまり、掛け合わせです。

この例の場合でいうと、☓☓と〇〇の掛け合せということになります。


この掛け合わせで情報発信をするメリットというのは2つあります。


そのひとつは、差別化しやすいということです。

通常だと、つい『〇〇する方法』にしてしまいがちですが、『〇〇する方法』だととにかく競合が多いです。

そして、テーマが大きすぎて、実は抽象的に感じられてしまうというのもあります。

つまり、エッヂが立っていないため、お客様に選ばれにくいのです。


もうひとつのメリットは何かというと、ビジネスチャンスが二倍になるということです。

『☓☓で〇〇する方法』は、そのまんま『☓☓で〇〇する方法』というビジネスチャンスがありますが、実はもうひとつ『〇〇するための☓☓の方法』というビジネスチャンスを作ることができるということです。


実際に、『出版してビジネスを加速させる方法』というテーマで私はやっておりますが、その結果、ビジネスを加速させるための江戸スタという勉強会やベビスタという講座にも集客ができておりますし、もちろん、ビジネスを加速させる出版の方法ということでやっている出版セミナーも好調です。


最近、ポイント投資研究家というのを名乗り始めたら、ポイ活本と投資本の二冊の出版オファーをいただきました。

先方は、私の本業を知らずにオファーをされたようです。


このように、ちょっと切り口を工夫するだけで、ビジネスチャンスは二倍になるのです。

どうせ情報発信をするのですから、しっかり考えて、一石二鳥を狙いませんか?


2020年8月17日月曜日

意外と気になる用語の不統一

 ブログなどを見ていると、用語の統一がなされてないことって意外と多くて、それが気になって文章が頭に入ってきません。


我々、編集者は、業界に入って一番最初に叩き込まれるのが、この用語統一です。

最初と途中でm用語の使い方が異なっていることというのは、業界外の人が書く文章には非常に多く見られますからね。


でも、これって何ヶ月間か意識して文章を書いていると、頭の中で定着して、自然と用語統一された文章になっていきます。


では、どうやって意識付けをするかですが、本当は市販の「用語用字辞典」を一冊用意されることをお薦めしたいところですが、お金をかけるのも何なので、用語表を作っておくといいかもしれません。


ちなみに、用語統一できになるのは、次のようなことです。


○文体の統一

ですます調とである調の混在。

文体は著者の立ち位置に大きく関わってくるため、不統一だと混乱してしまいます。


○送り仮名の統一

同じ単語なのに、送り仮名が不統一。

同じ単語なだけに送り仮名が不統一は読んでいて気になります。


○単語の統一

同じことを表しているのに、違う単語を使う(本と書籍など)。

そこに何か意図があるような気がしてしまい、本筋とは違うところに意識がいってしまいます。


○役物の統一

「 」と“ ”と『 』や!と!?と?!などの使い分け。

意識しないと、気分で使い分けがちですが、複数記事を連続して読んでいると気になります。


○句読点の打ち方の統一

句読点の打ち方にルールはありませんが、自分なりのルールは決めておきましょう。

句読点は文章のリズムを作りますので、ルールが徹底されていないと、違和感が出てしまいます。


尚、これらの用語統一は、エディタのアプリによってはアプリが整えてくれるものもありますので、自分でやるのはちょっと…と思う方は、そういうアプリを探してみてはいかがでしょうか?