2021年5月17日月曜日

フローのネタ元を確保しよう

 オウンドメディアやブログのコンサルをすることがあります。

その時に、一番よく言われるのが、「ブログがなかなか継続しないんです」というお悩み。


ブログが継続しない理由は、いくつもあると思います。


・書くことがない

・文章にまとまらない

・文章を書くのが苦手

・ブログを書いても読まれている気がしない

・ブログを書いて、炎上したら嫌だ

など


多いのは、こんな感じでしょうか?


で、今回は、この理由の中から、「書くことがない」ということについて書いていきます。


ブログを書こうと思ったとき、何を書こうと思ってブログを立ち上がるのでしょうか?


よく言われているのが、「読者が読みたいと思うことを書きましょう」とか、「読者の悩みを解消する内容で書きましょう」ということですね。

つまり、ノウハウです。


で、書くことが無くなったら、「Yahoo!知恵袋などで悩みを探してみましょう」などを言われますよね。


はい、これ、別に間違っていないと思います。

ただ、これだけだと、最終的に先細りしてしまい、最終的にブログの更新は止まってしまうでしょうね。


理由は、簡単。


ノウハウって、自分の中での経験からストックされる情報だから。

つまり、書いていくと目減りしてしまい、最終的にストックが空っぽになってしまいます。


そこで、そのストックしたノウハウに切り口を…という意味でYahoo!知恵袋などの活用という話になると思うのですが、自分の分野での質問がYahoo!知恵袋に投稿するスピードと、自分がブログを更新するスピードが合わないため、すぐに枯渇してしまうわけです。


結果、書くことがなくなるという事態へ。


で、私がオススメするのは、フローのネタ元を確保するという方法です。


フローのネタ元というのは何かというと、定期的に勝手に流れてくるネタ元ということになります。

定期的に流れてくるんだから、それを専門家としての視点で語ればいいんです。


例えば、私の場合、出版プロデューサーなので、出版の専門家です。

そんな私が、一番手っ取り早く、フローのネタ元を確保するとしたら、書店のベストセラーランキング。

毎週一回、そのランキングを見ながら、その本が今売れている理由や書店の状況などを出版の専門家の視点で語る記事を書きますね。


他にも、定期的に発信される競合のメルマガやブログをネタ元にしてもいいでしょう。

その内容を読んで、「最近、巷ではこんな風に思われているようですが…」と誰のとは分からないように、その人のメルマガやブログの内容を出版の専門家という視点で是正するという感じ。

これなら、競合が何かを発信するたびに、ブログを書けますよね(笑)


こんな風に、何か定期的に流れてくるフローのネタ元を確保することで、書くことがないという悩みは解消できるはずです。

是非、やってみてください。


2021年4月20日火曜日

こういう時こそプロダクトアウトで!

 コロナウイルスで緊急事態宣言が発せられ、日々、戦々恐々としている人も少なくないと思います。

ただ、Facebookを見ていると、すでにリモートで稼ぐ方法のzoomセミナーやら、情報商材やらが目白押しです。


そういうのを見て、どう思いますか?


個人的には、経済活動を止めろとはいいませんが、どんなに言い訳をしたって、多くの人の不安や弱みにつけ込んで荒稼ぎをしているようにしか見えません。


つまり、こういう緊急事態において、マーケットインでビジネスを考えると、お金にはなるかもしれませんが、まわりからは同様に見えるのではないでしょうか?


さすがに、私も出版に関するセミナーやSNS集客に関するセミナーはzoomであれ開催を控えておりますし、情報発信も押さえております。

でも、私の他のブログは勝手に収益を上げてくれています。


それは何かというと、観光列車評論家、ポイント投資研究家、人形町まち歩き観光ガイド…などのブログたちです。

これらは全てプロダクトアウトで作ったブログなので、更新してても誰にも迷惑はかかりませんし、はたから見てもあまり卑しくは見えないと思います。


何がいいたいかと言うと、こいう時こそ、プロダクトアウトで情報発信してはいかがでしょうか?という提案です。


それぞれ持っている趣味や特技、居住地、習い事、好物、持病…これら全てがネタになりますからね。

実際、私も名前を隠して運営しているそういうブログが他にもいくつもあります。

しっかり、マネタイズする出口を用意しておけば、そこにかかる費用はすべて経費にもなりますしね。


観光列車は出版やテレビ出演という出口を用意し、実際に本も出してますし、テレビにも出ているので、観光列車に乗る旅費は全て経費としています。


人形町は私が住んでいる街なのですが、観光ガイドを出口にしているので、人形町の魅力を発信するブログを運営しており、人形町で食べた飲食代は全て経費にしております。

また、観光ガイドでは習い事の講談を交えて案内をしているので、お月謝も経費となります。


他にも、痛風や高血圧なので、闘病ブログを運営し、アフィリエイトをやっています。

つまり、私が人体実験となり、いろいろなサプリなどを試しているのですが、そこにかかる費用も経費です。

もちろん、レビューを書いてアフィリにもなっているので、アフィリ報酬も得られております。


これらは全て、検索エンジンからブログに集客しております。

もっといえば、検索エンジンでの上位表示は、最初の設定とキーワード選びぐらいなので、ポイントは何のテーマでブログを運営するかというだけです。


こういう時だからこそ、アフターコロナに向けてじっくりと自分の棚卸しをして、自分が書けることは何かないか考えてみてはいかがでしょうか?


2021年3月15日月曜日

コンテンツは切り口勝負

 ソーシャルメディアが当たり前の時代、1億総コンテンツホルダー時代。

毎日、コンテンツは発信され続ける訳です。


つまり、世の中にはどこかで見聞きしたようなコンテンツがどんどん発信されていきます。

もちろん、二番煎じ、三番煎じに劣化コピーならまだしも丸ごとコピーなんてコンテンツもありますが…。


では、どこで差別化を図るかということで、ブランディングだの、“誰”を際立たせようなどと言われており、それぞれがプロフィールやパーソナルブランディングに磨きをかけています。

ただ、個を立たせ過ぎると歯止めが効かなくなります。

つまり、もっと、もっととなり、最終的には……という人もたくさんいらっしゃいます。


確かにどういう人が発信するかというのは重要ではありますが、今の自分以上にはなれないし、そこを装うとエライことになってしまうということです。


では、どうすればいいのかというと、コンテンツの切り口を工夫するということです。


実は、先日、観光列車評論家として、またテレビ出演が決まりました。

その時にプロデューサーさんが面白がってくれたことを書き出してみます。


・鉄道マニアじゃないからこその紹介の仕方

・観光列車を乗り継いで、全国縦断結婚式ツアーをしていた

・朝から晩まで全コースを一気に乗っている

・全メニューを頼んで写真を撮っている

・観光列車に乗るための旅費をセミナーで稼いでいる

・観光列車を夫婦で楽しんでいる

・観光列車に合わせて洋服のコーディネートを楽しんでいる

など


でした。


私は、鉄ちゃんではありません。

なので、難しいことはよく分かりませんが、逆にそれがウケたようです。


ただ、観光列車を紹介するのではなく、どういう風に紹介するのか? どこに面白味をつくるのか? どこを突き詰めるのか? ということです。

実際、私が自分がやっていることで切り口を考える場合、大前提に「お金持ちに真似されない、あまり人がやっていないこと」ということは意識しています。

お金をかけたら再現できるのであれば、お金持ちにはかないませんし、人がやってるコトは面白がられませんからね。


皆さんも、自分が情報発信するのなら、どんな切り口がいいのかを考えて投稿するようにしてみましょう。

そうすることで、唯一無二のコンテンツとなり、ファンができたり、メディアからの取材が来るようになりますよ。