2019年8月20日火曜日

自分のコンテンツの原価計算をしていますか?

ブログでも、メルマガでも、何を配信するということは、それはコンテンツということになります。
コンテンツというのは、目的を達成させるために必要な素材を意味します。

つまり、たんに好きなことを書き綴っているものは、コンテンツではありません。

それがコンテンツであるのならば、リンクをクリックさせるとか、何かに登録させるとか、どれか申し込んでもらうとか…そういう目的を達成させなくてはなりません。
で、大切なのは、そのための原価計算ということです。

例えば、ブログを運営しているのであれば、サーバ代やドメイン代がかかります。
そして、そこに記事を投稿するのであれば、その記事を書いている自分の時間も原価として組み込んでみてください。

そしたら、その総額はいくらでしょうか?

今度は、その総額を原価だとして考えるのであれば、その原価は先行投資をするこちうことになります。
つまり、それだけの原価を投下する以上、どれぐらいの成果が欲しいのかを考えてみてください。

何回のクリックがあればいいのか? 何件の登録や申込みがあればいいのか? を考えるということです。

今度は読み手の意識を考えてみましょう。
その人は、どう思ったらクリックするのか? どう思ったら登録や申込みをしようとう思うのか? です。

読み手は、得をしたと思わなければ、絶対にその先にはいきません。
得をしたというのは、その人がそのコンテンツを読むために費やした手間や時間です。
これが書籍であれば、さらに本代も加算されます。

いずれにしても、自分が費やしたものと比較して、得したと思わなければ、その先にはいきません。

なので、得たい成果があるのであれば、それに見合うだけのお得感を読者に享受してもらえなければ、意味がないということになります。

闇雲にコンテンツを配信すのではなく、しっかりと自分の原価から成果を考え、その成果と読み手の得との兼ね合いで、コンテンツの内容を決めていくようにしてみてください。
そうすれば、無駄なく成果を上げられるようなコンテンツを配信できるようになりますよ。

2019年7月22日月曜日

コンテンツの押し売りをしていませんか?

ブログなどで情報発信をしていると、読んでくれる人のために良かれと思って、どんどん更新してしまいます。
書き手としては、そう思っているのですが、読み手にとってはどうなんでしょうか?というお話しです。

あなたは、経験者だったり、専門家だったりすると、つい先のことが見えてしまい、先回りして書いてしまうということがあるように思います。
でも、読み手はそうでありません。
読み手は、自分の知りたいことを知りたいのであって、それ以上のことは望んでおりません。
望んでないことを書くということは、ただの押し売りになっているということです。

とくに多いのは、ブログで啓蒙活動をしちゃう人。
メディアには受動的なメディアと能動的なメディアがありますが、啓蒙活動をしてもいいのは受動的なメディアだけ。
つまり、FacebookやTwitterのようなフローメディアであれば、啓蒙活動をすることで気づいてもらいやすけど、ブログのような自ら検索をして見に行くような能動的なメディアでは啓蒙活動は、ただの押し売りでしかありません。

とくに、検索エンジンからのアクセスを集めようと思ったら、新規の顧客を集めることと同意だと思います。
つまり、集まってくる読み手は赤の他人。
その赤の他人が読むわけですから、そこに発信者へのねぎらいや敬意は無いものと思った方がいいでしょう。
その発信したコンテンツでハートを鷲掴みにして、こちらの話しを聞きたくなる心理状態になっていれば話しは別ですけどね。

だって、お友達のブログを読むのであれば、多少なりとも押し売りがましくても読んであげますもんね。

でも、実際、このコンテンツの押し売りをしている人って、意外と多いですよ。
とくに、読み手への想いが強よければ強いほど、コンテンツの押し売りをしてしまいます。

読み手のことを想うことは素晴らしいことですが、読み手の気持ちになって情報発信をしてくださいね。
もし、本当に読み手を想って伝えたいのなら、どうやったら伝わるのかを考えましょう。

そうでなければ、不毛な労力となってしまいますから。

2019年6月17日月曜日

生きている限り、全てがコンテンツ

よく、「ブログに書くことが無いのですが…」ということを言われる人がいます。

でも、個人的には、あなたが何かしらの専門家としてビジネスをされているのであれば、そんなことはないと考えます。
もし、今、あなたが生きているのだとしたら、日々の生活の全てがコンテンツになりうるからです。

食べた食事、移動した手段や経路、読んだ本、観たテレビ、入浴時や睡眠時に思ったこと…。
さらに、今まで経験してきた全て。

これらは、すべてコンテンツになりうるということです。

もちろん、たんに「今日は、○○を食べました!」ではコンテンツにはなりえませんが、そこにあなたがどう思ったのか、どう感じたのかという情報を加え、読む人にとってお勧めなのか、お勧めじゃないのかを書くことで、あなたのことを好きな人、信頼している人にとっては立派なコンテンツになります。

これだけだと、自分のことが知られていることが前提となりますが、その日に食べたものを、何かの専門家として分析をして、それを紹介すると、自分のことを知らない人にも役立つコンテンツになりえます。

例えば、ワールドカップを観戦して、たんに「日本が勝った!おめでとう〜」ではなく、私であれば出版の専門家として、ワールドカップの試合をどう切り取ると商品価値化が高まるかを考えて投稿したり、ゴールを決めるまでの過程でどれだけの選手のサポートやアシストがあったかを本づくりの工程にかぶせて紹介したり、試合の展開を文章の起承転結に当てはめて紹介したりする感じです。
たんに「日本が勝った!おめでとう〜」では、あなたが投稿する必然性がありませんからね。

他にも、今、あなたが何かの専門家としてビジネスをしているのであれば、その専門家になったプロセスを開示してみましょう。
なんで、その専門家になろうと思ったのか? 
なんで、そこで修行をしようと思ったのか? 
なんで、そこでの苦労や挫折を乗り越えられたのか?
なんで、それで独立しようと思ったのか?
そんなプロセスが、あなたの想いを伝えることとなり、あなたのファンになるきっかけを与えてくれす。

よく、明石家さんま氏の座右の銘で、「生きてるだけで丸儲け」というものがありますが、同じです。
人が何かの専門家として生きていれば、その全てをその専門家視点で語るだけで、それらは全てコンテンツになります。

つまり、「生きてることがコンテンツ」ということ。

あとは、あなたが何かの専門家としてブランディングするかですね。
それさえしてしまえば、「ブログに書くことが無いのですが…」なんて言うこと自体がなくなりますよ〜