2019年4月16日火曜日

その文章はなんのために書いてますか?

ソーシャルメディアがこれだけ普及してきた昨今、何を買うかより誰から買うかが重要です。
そのためには、お客様に自分の人柄を伝える必要があります。
そこで、よく使われるのがブログです。

いわゆる社長ブログ、中の人ブログ、店長ブログ…といったのが該当すると思います。

でも、勘違いしないでくださいね。
人柄を伝える必要があるからといって、自分のありのままをさらけ出す必要はないんです。

例えば、健康に関する仕事をしている人のブログが、毎日、ラーメンがアップされていたらどうですか?
とても、その人の話しを聞く気にはならないと思いますよね。

それと一緒です。

ブログをやって人柄を伝える場合、その目的をもう一度、思い返してみましょう。
誰から買うかが重要な時代だから、ブログで人柄を伝えることにしたんですよね。
ということは、自分の扱っている商品やサービスを申し込んでもらうことが目的ということになります。

だとするなら、あなたがブログで発信するべきなのは、その商品やサービスを扱っている人として適任者として見えるかどうかです。
不適任に見えるような打ち出し方をしているのであれば、それは逆ブランディングになります。

ブログなどを書く場合、毎回、記事ごとにこの記事を通して、“誰に”“何を”伝えるのかを決めておくとブレなくなります。
もし、そんなこといちいち考えるのは面倒くさいと思うなら、家で日記でも書かれた方がいいと思いますが、どうしてもというのなら、せめてホームページなどのビジネスで使っているサイトとは切り離すことをオススメします。
そして、その上で、会社の社名や取扱商品やサービス名で検索しても表示されないようにしておきましょう。

もし、ヘンな情報を発信していることがバレた時に、せっかくのファンがいなくなってしまいますからね。
ソーシャルメディアがこれだけ普及してきたからこそ、それが拡散するスピードもかなり早いので、最初から見つからないようにしておくようにしておくか、そもそも書かない方がいいということです。

あと、これはちょっと趣旨が変わってしまいますが、酔っ払った時はブログは書かないようにしましょう。
気が大きくなってしまって、つい過度に言いたいことを書いてしまうことがあります。
翌朝、目お覚ました時に大事になってしまった人を何人もみてきましたので…。

2019年2月19日火曜日

いきなり書き始めない

ブログにせよ、原稿にせよ、何か文章を書こうと思った時、いきなり文章を書き始める人というのが、意外と多いです。

しかし、それではなかなか書けません。
途中で書けなくなっていしまう人の多くが、そういうやり方をしている人たちです。

では、どうするえばいいのかというと、書く前に言いたいことを書き出し、だいたいのあらすじを準備をして書くことです。

文章は相手に飽きさせずに、こちらの伝えたいことを伝えるための手段です。
ということは、思いついた順に文字にしていったって意味がありません。
自分が思いつくままに、書きたいことを綴るのは、手紙なら構いませんが、それ以外では読み手が辟易としてしまうことでしょう。

重要なことは、“飽きさせないこと”と“自分の伝えたいことを伝える”。
この2つを共存させるためには、書き手としての主観と、いつも冷静な客観という二つの視点を持たなければなりません。

その上で、自分が伝えたいこと、書きたいことを箇条書きにして書き出します。
伝えたいことは、ブログであれば1記事1つ、書籍であれば1節1つぐらいにしてください。
伝えたいことをてんこ盛りにしてしまうと、読み手がどれが一番重要なのかがわからなくなってしまい、こちらの意図通りに受け取ってもらいにくくなります。

書き出したら、今度は読み手を飽きさせないために、書くべきことの順番を入れ替えていきます。
もちろん、一番伝えたいことは一番最後です。

そこまでできて、やっと準備完了。

この状態でやっと文章を書き始めます。
常に客観視をしながら俯瞰した状態で結論を見据え、そこにちゃんと進んでいるのかを意識しながら、主観では実際に並べ替えた箇条書きを元に書き進めながら、次の話にどうつなげていくのかを考えながら書き進めるということです。

これは、最近のカーナビをイメージしていただけると分かりやすいでしょう。
目的地を設定いすると、道順と一緒に目的地までを直線でつないだ線も出ると思います。
あの目的地までを直線でつないだ線が客観の考え方、道順が主観の考え方です。

そうすると、そんなに難しくなく、しっかり読み手に言いたいことが伝わる文章を書けるようになりますよ。

2019年1月17日木曜日

文章を書き続けることができるか

ブログをはじめようと思ったら、つい読者に提供したい内容から考えてしまいがちです。
もちろん、読者に喜んでもらうことが最善でありますから、それで間違っているわけではありません。

ただ、ブログの場合、何よりも重要なことは、“続ける”ということだということに気づいていらっしゃいますでしょうか?

最初はいい記事を書いていたのに、いつの間にか更新が止まっている人や、毎回、ブログを更新しようとパソコンの前に座ってから何時間も悩んでいる人をたくさん見てきました。
そういう人は、皆さん、ちゃんとしたネタ元を持っていないんだと思います。

例えば、読者が喜ぶからと“今日の名言”みたいなことを書かれる方がいらっしゃいます。
ちなみに、あなたはどれだけの名言を知っていますか?
この答えが有限である限り、いつかはネタが尽きてしまいます。
底から先は、何をとうこうするのでしょうか?ということです。

女性のブログによく出てくるブログネタに“今日のコーデ”というのがあります。
毎日毎日のコーディネートを写真でアップするようです。
毎日、服を着る以上、継続できそうに思えますが、回を重ねていくごとに同じ服が繰り返されていきます。
毎日毎日、服は着ますし、同じ着回しだって容認されているはずです。
しかし、それをブログネタにするとなると、そうはいかなくなってしまい、ネタに困窮し、結果、そのために服を買うことに…という事態に。
これでは続けるのは困難としか言えませんよね。

つまり、そういうことです。

情報を発信するということは、継続することが前提となります。
何を投稿するかを考えるより、湧き続けるネタ元を先に見つけ、そのネタをどういう風に紹介したら読者が喜ぶのかを考えてみてください。

私であれば、毎週の書店のベストセラーランキングをネタ元に、売れている書籍の傾向とか、セミナーや日常業務での質問をまとめたりとか…。
書店のベストセラーランキングは毎週ほっといても更新されますし、セミナーも月に一度は開催しておりますので、そこでの質問というのも枯れないネタ元と言えますからね。
あとは、そこに自分の専門性を活かした切り口で記事を書くだけですから、継続することに苦しむことはありません。

ブログは、日々更新しながら読者との交流を図っていくメディアですので、まずは日々更新するということを意識して、時事ネタだったり、日常業務だったり…というネタ元を投稿する内容を考えていきましょう。