今回は、『マスコミを意識したメディア運営』について書きたいと思います。
マスコミというのは、出版や雑誌雑誌などの紙媒体だけでなく、ラジオやテレビといった電波媒体も含めだものです。
ただ、その話しをする前にブログ運営について確認したいと思います。
ブログを運営する上で重要なのは専門家であるかどうかです。
あなたのブログは、何の専門家が、何について書いているか分かりますか?
まず、“何の専門家”であるかどうか。
これは、マスコミの関係者に見つけてもらうことから意識する必要があります。
そのために重要なのは、“肩書き”です。
マスコミの関係者は、何かの専門家を探す場合、必ず、検索エンジンでそれらしい“肩書き”を入力します。
つまり、マスコミ関係者が検索するであろう“肩書き”でブログを運営する必要があるということです。
そのためには、テレビや雑誌で同業者を見つけたとき、その人の肩書きをチェックするようにしてください。
その肩書きが、検索される肩書きになります。
もし、テレビや雑誌で同業者を見つけられない場合、“○○研究家”“○○評論家”“○○ジャーナリスト”を名乗ることをオススメします。
テレビや雑誌の関係者は、“家”がつく肩書きに信頼を置くということと、すでにメディアに出ている“肩書き”を重視するようです。
これは、いろいろなリスクを回避したいテレビや雑誌の関係者らしい発想ですね。
ブランディング的な考え方だと、人との差別化を意識して、他の人とは違う肩書きにするよう指導されている方もいらっしゃいますが、今回はあくまでもテレビや雑誌の関係者に見つけてもらうのが目的ですからね。
一般の人に渡す名刺の肩書きとは間が方は異なりますよ。
肩書きが決まったら、あとは、その肩書きにふさわしい、話しを聞きたくなるようなプロフィールを用意しましょう。
ブログには、専門家としてしっかりとしたノウハウ記事を大目に入れておいてください。
専門家を検索して、ブログを確認したら、セミナーやら、セールス記事ばかりだと、話しを聞きたいとは思わないですからね。
最後に、ノウハウ記事の書き方のポイントです。
ノウハウ記事を書く場合、必ず、最後の結論、もしくは、自分の意見は自信を持って言い切ってください。
専門家でブランディングしている人が、自分の専門分野について書いているのにも関わらず、最後を「〜だと思います」で終わってしまったら、「この人は、自信がないのかなぁ〜?」と思われてしまいますからね。
こんなことを意識してブログを運営すると、テレビや雑誌の関係者に見つけてもらい、「話しを聞きたいなぁ〜」と思ってもらえるはずです。
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2014年2月22日土曜日
2014年1月22日水曜日
売れた、売れないの基準について
本が出版された後、売れた、売れないの他に引き分けというのがあります。
これは、売れても、売れてないわけでもないが、損益分岐点は超えたというものです。
この場合は、ほぼノーカウントとなります。
では、話しを戻しまして、売れた、売れないの基準についてです。
まず、“売れた”場合の基準は、2回の増刷(三刷)ということになります。
出版したときに最初の印刷を初版(初刷)と言います。
その初版分が売れたら、刷り増しをするのですが、これを増刷と言います。
そして、この増刷を二回繰り返すことができたら、その本を“売れた”と言うことです。
売れた、売れないの判断に部数という話しもありますが、実は部数はあまり関係ありません。
出版物の場合、初版分で採算を合わせます。
たとえ初版部数が2000部だったとしたら、2000部売れたら採算はあうような原価計算をしておりますし、価格設定もしているはずです。
つまり、増刷した時点から不労所得的に儲かるような仕組みになっているんですね。
逆に村上春樹の本のように、初版部数が10万部を超えるような本の場合、その分、広告やプロモーション費にお金をかけているので、結果的には初版分で採算を合わせていることになります。
本の場合、書店在庫というものがあります。
書店在庫というのは、書店に置かれているだけで、売れたわけではない状態のことです。
売れたわけではないということは、返本されることもありますので、この書店在庫というのは出版社にとってのリスクとなります。
書店からの注文が多く、出版社の在庫が無くなったとしても、それは売れているわけではなく、書店在庫になっている場合の方が多かったりしますからね。
ただ、出版社としては、自社の在庫が無いのにも関わらず、注文がある場合、売れているわけではなくても増刷せざるを得ません。
しかし、同時に返本もあるわけですから、2回目の増刷というのは本当に売れていなければ、行われることは無いんです。
だからこそ、2回目の増刷には価値があるということなんです。
逆に売れていない場合というのは、1年後の時点で実売が初版部数の2/3未満だった場合になります。
そして、引き分けというのは、1年後の時点で実売が初版部数の2/3以上で、増刷が2回未満の場合です。
出版を目指す場合は、出版することにばかり注力するのではなく、出版後の販売戦略まで視野に入れて準備を進めるようにしましょう。
ソーシャルメディアを見ていても、著者ブランディングをしているわりに、いつまでも二冊目が発刊されないまま数年経っている方もいらっしゃいますが、決して格好のいいものではありませんからね。
これは、売れても、売れてないわけでもないが、損益分岐点は超えたというものです。
この場合は、ほぼノーカウントとなります。
では、話しを戻しまして、売れた、売れないの基準についてです。
まず、“売れた”場合の基準は、2回の増刷(三刷)ということになります。
出版したときに最初の印刷を初版(初刷)と言います。
その初版分が売れたら、刷り増しをするのですが、これを増刷と言います。
そして、この増刷を二回繰り返すことができたら、その本を“売れた”と言うことです。
売れた、売れないの判断に部数という話しもありますが、実は部数はあまり関係ありません。
出版物の場合、初版分で採算を合わせます。
たとえ初版部数が2000部だったとしたら、2000部売れたら採算はあうような原価計算をしておりますし、価格設定もしているはずです。
つまり、増刷した時点から不労所得的に儲かるような仕組みになっているんですね。
逆に村上春樹の本のように、初版部数が10万部を超えるような本の場合、その分、広告やプロモーション費にお金をかけているので、結果的には初版分で採算を合わせていることになります。
本の場合、書店在庫というものがあります。
書店在庫というのは、書店に置かれているだけで、売れたわけではない状態のことです。
売れたわけではないということは、返本されることもありますので、この書店在庫というのは出版社にとってのリスクとなります。
書店からの注文が多く、出版社の在庫が無くなったとしても、それは売れているわけではなく、書店在庫になっている場合の方が多かったりしますからね。
ただ、出版社としては、自社の在庫が無いのにも関わらず、注文がある場合、売れているわけではなくても増刷せざるを得ません。
しかし、同時に返本もあるわけですから、2回目の増刷というのは本当に売れていなければ、行われることは無いんです。
だからこそ、2回目の増刷には価値があるということなんです。
逆に売れていない場合というのは、1年後の時点で実売が初版部数の2/3未満だった場合になります。
そして、引き分けというのは、1年後の時点で実売が初版部数の2/3以上で、増刷が2回未満の場合です。
出版を目指す場合は、出版することにばかり注力するのではなく、出版後の販売戦略まで視野に入れて準備を進めるようにしましょう。
ソーシャルメディアを見ていても、著者ブランディングをしているわりに、いつまでも二冊目が発刊されないまま数年経っている方もいらっしゃいますが、決して格好のいいものではありませんからね。
2013年12月25日水曜日
メディアの特性を知っておこう
今回は、『メディアの特性』について書きたいと思います。
皆さんが目にするメディア。
例えば、書籍、雑誌、テレビ、ラジオ、テレビCM、吊り広告、Webページ…など、これらは全てメディアです。
これらのメディアを2つに分けることができるのをお気づきでしょうか?
実は、これらのメディアは、“能動的メディア”と“受動的メディア”の2つに分けられます。
能動的メディアというのは、何か目的を持って情報を探し、求めるメディアのことです。
書籍は何か目的を持って買いますよね。
例えば、「夏に向けて痩せたいよなぁ〜」と思ったら、ダイエットの本を買います。
「Facebookの使い方が知りたい」と思ったら、Facebookの入門書を買います。
つまり、能動的メディアということになります。
他にもWebページなども、検索エンジンにキーワードを入れてページを見ますが、キーワードを入れるということは、何か目的を持って情報を探しているということになりますので、能動的メディアということになります。
逆に、受動的なメディアというのは、あまり見る気もないのに見させられるメディアのことです。
雑誌は、雑誌名で定期購読などをしていると思います。
なので、「こんな特集の本が欲しい」というよりは、この雑誌を読みたいなぁ〜と、なります。
そして、その雑誌の中に書かれたことをはじから読んで、いろいろな発見があるんです。
つまり、受動的なメディアということになります。
他にもラジオ、テレビCM、吊り広告なども受動的メディアです。
テレビは、実は、微妙なんです。
テレビ番組表を見て、その番組を見るという意味では能動的メディアですし、そのまま付けっぱなしで見てしまう場合、受動的メディアとなりますからね。
で、この能動的メディアと受動的メディアですが、それぞれのメディアの特性を知っていれば、それだけで打ち出す内容が変わってきます。
自分が持っているメディアが、能動的メディアであれば、徹底的に悩みに答える、もしくは夢を魅せることに注力してください。
ユーザーは、何か目的を持って情報を探しているわけですから、その目的を達成させてあげるということです。
逆に、自分が持っているメディアが、受動的メディアであれば、あまり説明っぽいことを書くよりも、目を引くことに注力してください。
ユーザーは、なにげにボケーッと見ているわけですから、そこで「ハッ!」とさせないといけないということです。
では、あなたの持っているメディアは、どっちですか?
最後に個人的な見解を書きますが、能動的メディアというのは、いつでもユーザーの想像の範囲を超える気づきというのはなかなかありません。
突然のひらめきや想定外の気づきというのはいつでも受動的メディアからもたらされます。
なので、新聞などを取らずにネットで見る人も増えているようですが、自分の興味のある見出ししかクリックしないということは、能動的メディアとなっているので、情報の偏り、しいては思考の偏りが出てしまうはずです。
紙の新聞であれば、なにげに目にする興味のないジャンルの記事などから気づきを得られる可能性はありますからね。
ユーザーには、“能動的メディア”と“受動的メディア”に接するバランスは、意識してもらいたいものですね。
皆さんが目にするメディア。
例えば、書籍、雑誌、テレビ、ラジオ、テレビCM、吊り広告、Webページ…など、これらは全てメディアです。
これらのメディアを2つに分けることができるのをお気づきでしょうか?
実は、これらのメディアは、“能動的メディア”と“受動的メディア”の2つに分けられます。
能動的メディアというのは、何か目的を持って情報を探し、求めるメディアのことです。
書籍は何か目的を持って買いますよね。
例えば、「夏に向けて痩せたいよなぁ〜」と思ったら、ダイエットの本を買います。
「Facebookの使い方が知りたい」と思ったら、Facebookの入門書を買います。
つまり、能動的メディアということになります。
他にもWebページなども、検索エンジンにキーワードを入れてページを見ますが、キーワードを入れるということは、何か目的を持って情報を探しているということになりますので、能動的メディアということになります。
逆に、受動的なメディアというのは、あまり見る気もないのに見させられるメディアのことです。
雑誌は、雑誌名で定期購読などをしていると思います。
なので、「こんな特集の本が欲しい」というよりは、この雑誌を読みたいなぁ〜と、なります。
そして、その雑誌の中に書かれたことをはじから読んで、いろいろな発見があるんです。
つまり、受動的なメディアということになります。
他にもラジオ、テレビCM、吊り広告なども受動的メディアです。
テレビは、実は、微妙なんです。
テレビ番組表を見て、その番組を見るという意味では能動的メディアですし、そのまま付けっぱなしで見てしまう場合、受動的メディアとなりますからね。
で、この能動的メディアと受動的メディアですが、それぞれのメディアの特性を知っていれば、それだけで打ち出す内容が変わってきます。
自分が持っているメディアが、能動的メディアであれば、徹底的に悩みに答える、もしくは夢を魅せることに注力してください。
ユーザーは、何か目的を持って情報を探しているわけですから、その目的を達成させてあげるということです。
逆に、自分が持っているメディアが、受動的メディアであれば、あまり説明っぽいことを書くよりも、目を引くことに注力してください。
ユーザーは、なにげにボケーッと見ているわけですから、そこで「ハッ!」とさせないといけないということです。
では、あなたの持っているメディアは、どっちですか?
最後に個人的な見解を書きますが、能動的メディアというのは、いつでもユーザーの想像の範囲を超える気づきというのはなかなかありません。
突然のひらめきや想定外の気づきというのはいつでも受動的メディアからもたらされます。
なので、新聞などを取らずにネットで見る人も増えているようですが、自分の興味のある見出ししかクリックしないということは、能動的メディアとなっているので、情報の偏り、しいては思考の偏りが出てしまうはずです。
紙の新聞であれば、なにげに目にする興味のないジャンルの記事などから気づきを得られる可能性はありますからね。
ユーザーには、“能動的メディア”と“受動的メディア”に接するバランスは、意識してもらいたいものですね。
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