2016年8月23日火曜日

あなたが目指すのはジャーナリスト?それとも評論家?

ソーシャルメディアの普及により、誰でもメディアを持って、情報を発信できる時代が来ました。
もはや、あなたは、あなたの運営するメディアの編集長ということです。

ただ、日々、流れてくる情報を見ていて、思うことがあります。

それが、あなたが目指すのはジャーナリスト?それとも評論家? ということ。

何がいいたいのかというと、自分の身の回りに起こった一次情報を中心に情報発信をしている人と、二次情報を中心に情報発信をしている人がいるということです。

一次情報とは、自分が実際に目で見て、体験した情報のこと。
二次情報とは、自分が別の情報源から見聞きした情報のこと。

一次情報を扱うのはジャーナリスト、二次情報を扱うのは評論家です(厳密には違うのですが…)。

ソーシャルメディアは、いうなれば、ただのツール。
運営するそれぞれが自由に活用しても構わないので、ジャーナリストだろうと、評論家だろうと関係ありません。

ただ、もしあなたがソーシャルメディアを活用して、ビジネスを加速しようと思っているのであれば、ジャーナリストを目指してください。

専門家が専門家として、専門家にしか発信できない情報を発信するからこそ、専門家としてブランディングができるのです。

誰かの受け売りの情報やニュースなどへの批判、論評を発信したところで、専門家には見えませんからね。
そもそも、その情報源がソーシャルメディアだった場合、その情報の信憑性も疑わしい場合もありますよ。

もちろん、あなたの視点が秀逸で、面白おかしくぶった斬るだけのセンスをお持ちなら、それで講演や執筆、出演などのオファーはあるかもしれませんが、たぶん、本業のビジネスにはつながりません。
(本業が評論家、コメンテーター、講演家などの場合はこの限りではありません)

せっかく、メディアを自由に運営できる時代になったのですから、あなたにしか発信できない情報を発信しなければ、面白くないと思いませんか?

だから、私は基本的に一次情報しか投稿しないと決めています。
世の中のニュースに言いたいことはたくさんありますが、それは新橋の酔っ払いのおじさんたち同様に呑みの席での肴にしています。
他にも、政治と宗教、家族のことは投稿しません。

こういう風に、メディアの運営ポリシーを事前に決めて、投稿するべきことと投稿しないことは、先に決めておくと、ブレずにメディアを運営することがあります。

メディアを運営するということは、まずはメディアであるということを自覚すること、その上で、運営ポリシーを決めて、読者を明確にし、その読者にとって価値あるコンテンツを投稿するようにしてください。
自分が好き勝手書いたり、言いたい放題書くために運営するのは、非常にもったいないですよ。

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