先日、セミナーに参加された方から、「普段、仕事で使っているプロフィールと出版企画書のプロフィールって違うんですか?」と質問をいただきました。 せっかくなので、これをシェアしたいと思います。 普段、仕事で使っているプロフィールというのは、お客さまに対して、自分のことを知ってもらうためのものです。 出版企画書のプロフィールというのは、本を書くに値する人かを見るためのものなんですね。 この違い、何だと思います? 自分を一人称とすると、仕事を依頼してくれるお客さまは二人称ですよね。 つまり、あなたのことをたんに相手に伝えればOKということになります。 これを出版企画書のプロフィールだとするとどうなるかというと、著者であるあなたは一人称です。 では、二人称は誰かというと、編集者ではなく、本を買ってくれる読者となります。 だって、お金を出してくれるのは読者ですから。 そうなると、編集者は? ということになりますが、編集者は三人称になります。 つまり、仕事で使っているプロフィールと出版企画書のプロフィールの違いは、読み手が二人称なのか、三人称なのかという違いなんです。 二人称であれば、その本人の心を動かせば依頼につながります。 しかし、三人称の編集者は客観的にプロフィールを読みますので、心を動かすというのは、なかなか難しい…。 むしろ、冷静に、この人はでれだけ凄いのか、この人の本を読者は買ってくれるのだろうか、と、見ています。 読み手の立ち位置を考えずにプロフィールを作っても意味はありません。 これから出版企画書を書く方は、是非、注意してみてください。追伸: 最近興味があるのがコレ。 遺言書とは 家系図とは エンディングノートとは
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2013年3月27日水曜日
仕事のプロフィールと出版のプロフィールは違うの?
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