2023年5月22日月曜日

ビジネスを加速させる企画の考え方

 私は25年以上、書籍編集者として活動してきました。

ここ15年ぐらいは出版実現コンサルタントとしても活動しております。

そんな私が、今まで1000冊以上の出版に携わり、200人以上の著者を輩出してきました。

そんな中で培った出版ノウハウを今回の新刊『書籍編集者が教える 出版は企画が9割』に詰め込んでおります。


本来であれば印税をもらって出版をするべきなのに、高額な出版サービスを提供している詐欺的出版プロデューサーの魔の手に引っかかってしまった人たちを何人もみてきました。

もうこれ以上、そういう人を出したくないと思って、ビジネスを加速させるための出版ノウハウをギュッと盛り込みました。

大袈裟ではなく、この本の通りに取り組んでもらえれば、楽ではないかもしれませんが、誰でも出版できるはずです。


そんな本の内容は以下の通りです。

私の言っていることが理解できますよね。


【目次】

CHAPTER 1 商業出版でビジネスを加速させる方法

01 商業出版でビジネスを加速させるために

02 ベストセラーを狙う一般書より手堅い実用書が狙い目

03 出版社はビジネスで書籍を出版している ほか


CHAPTER 2 ビジネスを加速させる企画の考え方

01 そもそもビジネスを加速させる出版企画とは

02 あなたのビジネスを加速させることを目的にする

03 ターゲットは抱えている悩みか欲求から考えるといい ほか


CHAPTER 3 出版社に採用される出版企画書とは

01 出版社に採用される出版企画とは

02 出版企画書を自分で書く場合の注意点

03 出版企画書の必須項目ごとの書き方 ほか


CHAPTER 4 出版社への出版企画書の売り込み方

01 とことん商業出版にこだわるべき理由

02 あなたの書籍を出版してくれる出版社を選ぶ

03 出版社にアプローチして出版企画を売り込む ほか


CHAPTER 5 ビジネスが加速する書籍の原稿の書き方

01 書籍の原稿には書き方がある

02 原稿執筆の準備を整える前に用意しておくこと

03 原稿執筆はいきなり書き始めずにしっかり準備する ほか


CHAPTER 6 刊行された書籍の売り方・使い方

01 商業出版は書籍を刊行されて終わりではない

02 出版した書籍は自分でしっかり販促しよう

03 出版した書籍を使ってビジネスを加速させる ほか


企画の立て方から、出版企画書の書き方、出版社への売り込み方、原稿の書き方、出版した本の売り方・活かし方と、余すことなく1冊の本に全て盛り込みました。

もうこれで、詐欺的出版プロデューサーたちによる高額サービスに申し込む必要はありません(笑)


もっと言うと、出版も、ウェブも、コンテンツという意味では一緒です。

サイトでバズをおこして1万アクセス呼び込み、100人が成約するというやり方は出版でベストセラーの企画の考えるのに近いです。

では、私が得意としているビジネスを加速させる企画の考え方は、安定的に100アクセスしかないけど100人が成約するやりとなります。

数字を追うと、最終的にはどうして過激になったり、煽ったりせざるを得ないところがありますが、ビジネスを加速させる企画の考え方であれば、そんなことはありません。

コンテンツマーケティングの戦略やブログのテーマなどにお悩みでしたら、間違いなくこの本に書いたことは役に立つはずです。


そして、今、ご購入いただければ、さらにすごい限定特典をお付けします。

ぜひチェックして下さい。


https://hitoriouchi.com/9wari/

2023年4月25日火曜日

普遍的なネタはストック、時事ネタはフロー

 よくブログやYouTubeはストックメディアで、TwitterやFacebookはフローメディアだという話しを聞きます。

そして、書き続けるのは面倒なので、ストックメディアを運営しましょうとも…。


しかし、それはあくまでもメディアの特性の話。


メディアを運営する上で重要なのは、【何に】【何を】投稿するかということです。

何でもかんでもストックメディアに投稿すればいいということではありません。


ストックメディアはあくまでもコンテンツをストックし、長期的に集客し続けるためのももです。

ということは、【何を】入れるべきかといえば、長期的に普遍的なネタということになります。

時事ネタを投稿しても、なかなかリアルタイムには見られませんし、何年後かに検索からアクセスを呼び込んだ場合、投稿日時を隠していたりすると、「まだこんなこと書いてる人いるんだ!」と思われてしまい、メディアとしての信頼を損ないます。


これは、内容だけではなく、「皆さん、こんにちは。今日も暑かったですね。」といったような冒頭の挨拶なども同様ですね。

このような冒頭の挨拶を冬に見かけてしまうと、普遍的なネタを投稿していたとしても、それだけで何だか古い情報のように思えてしまうものです。


逆にフローメディアは、普遍的なネタよりも時事ネタを投稿するべきです。

普遍的なネタは認知の緊急性が希薄だし、よく知られていることがほとんどなので、あまりフォロワーに喜ばれません。

逆に時事ネタだと、新しいネタなだけにそのことを知らない人も多く、フォロワーからの反応を取りやすいです。

反応が取れるというこよは、拡散するということなので、ビジネスが加速しやすくなります。


つまり、メディアを運営する場合、【何に】ばかり意識するのではなく、そこに投稿する内容も含め、【何に】【何を】投稿するべきかを考えるようにしましょう。


2023年2月25日土曜日

ネットで察してもらうのは無理

 私は出版の仕事をしている都合上、よく著者のAmazonキャンペーンに立ち会います。

そこで著者は遠慮がちに「応援してくれたら嬉しいです」「協力をお願いします」などと投稿されます。


ただ、その結果、あまり本を買ってくれなかったり、シェアしてもらえなかったり…。

そして、著者は人間不信になることも…。


これがリアルの人間関係であれば、空気を察するということをします。

「応援してくれたら嬉しいです」「協力をお願いします」ということは…? と、考えて、先回りして動いてくれたりもしてくれるものです。


でも、ネットだと…なんですよね。


まぁ、理由はそれほど難しくはありません。

リアルの人間関係は、発する言葉だけではなく、相手の表情であったり、場の雰囲気だったり、言葉のトーンや口調だったり…単純に言葉だけではなく、それ以外の情報もインプットされるため、そこから察するということができる訳です。

しかし、ネットの場合でいえば、文字だけですからね。

それ以上でもなく、それ以下でもありません。

そのまんま文字だけを読み、そのまんま対応してくれるだけなのです。


しかも、本人たちには悪意もないし、むしろ、応援した気になってたり、協力している気になってたりするんですよね。


つまり、ネットを介して、誰かに何かをしてもらいたいのであれば、しっかりと文字にしてお願いしましょう。

「本を買ってください」「AmazonキャンペーンのLPをシェアしてください」と。


ではないと、無意味にショックを受けることになりますからね。