2018年12月21日金曜日

自分の強みを活かして記事を書こう

これだけネコも杓子もブログを始められると、同じテーマのブログも少なくありません。
それでも、そのテーマで書かなければ、ビジネスにつなげられない場合、どうすればいいでしょうか?

それは、自分の強みを活かして、差別化をするということです。

まずは自分にできることを書き出してみましょう。
いくつだって構わないので、たくさんかいてください。
別に、この段階でそれなりのブランディングがなされていなくて構いません。

そして、次にテーマを考えましょう。
自分のビジネスにつなげるために、どんな人を集めたいので、その人たちはどんなテーマのブログを読むのかを想像してみてください。

そしたら、あとは、その書き出したコトで組み合わせを作っていきましょう。
組み合わせることで、他の似たテーマのブログと差別化をすればいいんです。
もっと言えば、その組み合わせなら誰にも負けないというポジションになったら、無敵ですね。

私の場合、ベビスタという起業初心者向けのソーシャルメディア活用法の講座を開催しています。
しかし、似たような講座はたくさんありますよね。
そこで、自分の強みである“出版”をかけ合わせます。

ソーシャルメディア✕出版=出版するためのソーシャルメディア勉強会

こうなると、ちゃんと語れる人はほとんどいなくなるので、私の独占市場ということになります。

組み合わせをして、いけると思ったら、できる限り早くしましょう。
ポジションを取るためには、先行者利益というのは、かなり美味しいですからね。
これを取らないのはもったいないです。

一番最初に、差別化された独占市場を獲得できたら、そうそう塗り替えられはしませんからね。
ひとまず、皆さんも試してみてくださいね。

2018年11月20日火曜日

文章を書くのが苦手ということは…

私は編集者であり、出版プロデューサーという仕事をしております。
そうすると、やはり出版されたい方が集まってくるわけです。

で、そうやって集まってくる人が言う中で意外と多いのが、「私、文章を書くのが苦手なんですよね〜」という言葉。

出版って文章を書かないと始まらないのですが…(汗)

でも、これって出版に限った話ではありません。
ブログやFacebookを使ってビジネスを加速させようと思ったとしても、文章を書かなくてはならないですから。

前にも書いたかもしれませんが、文章を書くということは、読者に何かを伝えるという行為です。

自分の想いであったり、商品の良さであったり…こういうことをしっかり伝えないと、ビジネスを加速させることはできませんよね。
出版にいたっては、文字がないと話しなりませんが、考え方は同じです。
読者に伝えたい事がないのに、読者はそれに1500円というお金を払うことはありませんから。

あなたが人に伝えたいこと、それが先にあって、それを文字化する。
それが文章を書くということです。

ということは、会話でもそうですが、その相手が価値を感じてくれそうなことを伝えないと、話も聞いてもらえないですよね。
文章だって同じです。

その相手が誰なのか?
そして、その相手が価値を感じてくれそうなことは何なのか?

まずはそこを考えてみましょう。
そして、さらに価値を高めるために他の人が似たようなことを話していないかを調査し、その中から自分が伝えられることを考えることが大事です。

つまり、あなたがどれだけ伝えたい相手の気持ちになって、その人の価値観や悩み、欲求を把握できるかということが重要になります。

これは、いわゆる3C分析というものの考え方と同じです。

3C分析というのは、「市場(customer)」「競合(competitor)」「自社(company)」から成功要因を導き出すためのフレームワーク。

これがしっかりとできると、ブルーオーシャンを見つけられ、ビジネスを加速させやすくなるのですが、ここでも考える順番は市場、競合、自社の順番です。
ここでいう市場というのは、ターゲット設定も含まれますので、やはり、どれだけ相手のことを把握できるということになりますね。

文章を書くにせよ、ビジネスを加速させるにせよ、いずれにしても、とにかく相手のことを把握するということが大事ということです。


2018年10月16日火曜日

どこまでがパクリなのか

ソーシャルメディア全盛の時代。
日々、投稿することを余儀なくされております。

そうすると、書くことがなくなったりして、他の人の投稿などを参考にするようになり…。

まぁ、よくある話ですね。
でもネットの文章であれ、そこには著作権がありますので、無断でパクるのは犯罪です。

とはいえ、著作権はあくまでも自分の文章であるということを主張する権利であって、著作権侵害で訴えたところで相手がその文章で荒稼ぎしていたり、こちらがの売上が明確に落ち込んだという因果関係を立証できない限り、賠償問題にはなりにくい現実があります。
まぁ、著作権については複雑なので、機会があれば、どこかでガッツリを紹介させていただきますが、今回はそこが本丸ではありませんのでサラッと流します。

で、悪知恵のある人は、人の文章をコピペして、サラッとリライトして、我が物顔で投稿していたりもしていますね。
確かにそれで著作権は回避できますが、Googleのミラーコンテンツまで回避できているかは分かりません。
実際、結構、リライトしているのに、論理展開が似通っていて、言いたいことも同じだったサイトが飛ばされたという話を聞いたことがあります。

まぁ、そういう小手先の回避策もどうでもいいとして、何にせよ人のコンテンツをパクるということが問題なのです。
実際問題として、著作権上の回避策はいくらでもありますし、ノウハウには著作権はありませんので、セミナーで教えてもらったノウハウなどはパクリ放題と言っても過言ではありません。

でも、ソーシャルメディア全盛の時代だからこそ、そういうことはしない方がいいと思うのです。

実際、私が編集した内容をそのままパクってブログにアップした人がいました。
ソーシャルメディア全盛の時代なので、無料で多くの人にさらされるため、気づかれる確率も上がります。
そして、ソーシャルメディア全盛の時代なので、気軽に誰とでも連絡が取れます。

その結果、私の元に知らない人からチクりが入り、私は本人に忠告するも無視されたので、その人が所属している協会に問い合わせ。
もちろん、自分のタイムラインでも、その事実を公表しました。
当然、面白がって、たくさんの人がその人のブログを見にいき、さらにシェアして拡散してくださいました。

まぁ、いわゆる炎上のような感じです。

こういうことが起こったら、もうその人はブランディングとか言っている場合じゃありませんよね。
その後、何を取り繕ったとしても、そういうコトをした人として認識されてしまいます。

このスピード感や拡散力、取り返しがつかない感じがソーシャルメディアのリスクでもあると思うのです。

だったら、最初からパクったりなどせず、正直に「〇〇さんが書いていたこの記事は、とっても共感できますね」と紹介すればいいのです。
何かノウハウを紹介したいのであれば、「先日のセミナーで〇〇さんにこういうノウハウを教えていただきました。とても効果がありますので、よかったら選果してみてはいかがでしょうか?」と紹介してあげたら、紹介された人にも、紹介した人にも感謝が生まれますよ。

そもそも、人ひとりの情報量なんてすぐに限界がくるわけですから、自分だけで何とかしようとせずに、自分の価値観でまわりを活かしながら情報発信をしていきましょう。
今回は著作権とは違う切り口で、パクリ問題について言及してみました。