2017年3月21日火曜日

タイトルや見出しの付け方

タイトルや見出しの付け方ですが、実は、タイトルと見出しで違います。
と、いいますのも、タイトルと見出しては意味合いが違うからです。

タイトルは、外からアクセスを呼び込むためのもの。
検索結果であれ、Facebookからであれ、書店であれです。

一方、見出しは、アクセスしたユーザーが読むかどうかを決めるか、どこを読むか決めるかなどに役立てるもの。

まずは、この違いを理解してください。
そして、タイトルと見出しの意味合いが違うわけですから、もちろん付け方も違ってきます。

本当であれば、書籍のタイトルを見てタイトルを考え、目次を見て見出しを考えるといいのですが、それはあくまでも書籍での話し。
ブログなどのタイトルや見出しを考える場合は、それだけではなく、しっかりと読者に認知されるように検索結果での上位表示を意識しなければなりませんし、読者の行動を誘発するために感情を揺さぶらなければなりません。

せっかくなので、ここで書籍とブログの違いを書いておきます。
参考にするのであれば、同じ階層の言い回しを参考にするようにしてください。

書籍タイトル
 └章タイトル
  └節タイトル
   └見出し

ブログタイトル
 └カテゴリー
  └記事タイトル
   └見出し


それだけではなく、私がいつでもお伝えしているタイトルや見出しの付け方をお教えします。

タイトルは、外からアクセスを呼び込むためのものなわけですから、これを読むとどうなれるかといった効果が伝わらなければなりません。
見出しは、読むかどうかを決めるか、どこを読むか決めるかなどに役立てるものなわけですから、ここには何が書かれているのかが書かれていなければなりません。

ただし、それを淡々と書いても読む気にはなりませんので、キャッチコピーのように書くようにしてください。
キャッチコピーのようにというと小難しく考えてしまう人もいますので、反応されやすい言い回しを紹介します。
例えば、「どうやって、」「なぜ、絶対に~」「本気で~」「早く~」「すぐに~」「オススメ」「人気」「比較」「ランキング」「口コミ」「レビュー」「~の方法」「~のやり方」「~したい」「~できない」「~ってなに?」「~教えて?」などです。

もし、検索結果からのアクセスを考えるのであれば、そこにさらにキーワードを二語、三語と盛り込めたら完璧です。

2017年2月20日月曜日

書いた文章の推敲

書いた文章は、必ず、チェックをするようにしてください。
あなたが、どんなに凄い書き手であったとしても、必ず、推敲はするようにしてください。

推敲でチェックするのは、基本的には部分です。

・文章の言い回し
・句読点の位置
・誤字脱字
・表記統一
など

推敲をする場合、オススメなのが音読です。
少し早口で音読をし、句読点では多めに間をとるようにしてください。

学生時代に国語の授業で音読をしたとき、やたらと感情移入をして読む子がいたと思いますが、そういうイメージです。
それを少し早口にすることで、ヘンな言い回しで引っ掛かります。
そして、句読点を多めに間を取ることで、句読点の位置の違和感を解消することができます。

これをできたら、文章を書いた翌日とか、少し時間を空けて行うようにしてください。
文章を書いている時には、いろいろなフレーズが頭に浮かんでいると思いますし、書いた文章を何度も読み返しているはずなので目が慣れてしまっており、新たな気持ちでチェックすることができないのです。
とくに誤字脱字のチェックを行う場合は、一回、リフレッシュした方が見つけやすいので、とくに時間を空けることをオススメいたします。

あとは、表記統一ですね。
表記統一というのは、「サーバ」と「サーバー」を混在させてしまったり、「行う」や「行なう」といった送り仮名が違ったりすることを意味します。表記のゆれとも言いますが…。
これらは、どちらでも構いませんが、どちらからに統一しておいた方が読みやすいですね。
表記統一のチェックは、Wordの機能でもありますので、目でチェックするよりも、Wordの機能を使って、機械的にチェックした方が効率的だと思います。
Wordでチェックする場合、リボンのタグで「校閲」をクリックして、「表記ゆれチェック」をクリックするだけです。

あとは、ブログなどで公開したら、開く度に読むクセ、違和感があったら後回しにはせずにスグに直すクセを付けましょう。

2017年1月17日火曜日

出版を目指すなら、ブログはやっておこう

私は、出版したい人のお手伝いをするのが仕事です。
なので、多くの著者さんの執筆に立ち会います。

そんな中で、自ら出版したいといっておきながら、おもしろい事態に遭遇します。

そのひとつが、「これ以上、書くことがありません」という事態。
これは、書くネタが枯渇したパターンと簡単に説明してしまい文字数が足りないパターンがあります。

書籍というのはだいたい6章から8章立て、そして、一冊10万文字ぐらいというのは、既刊の書籍を読んでいれば、分かることなのに…。

なので、私は、必ず、出版したいと相談してくる人にはブログをやるように薦めています。
ブログをすることで、自分が出版したいと思っていることの棚卸しや新たなネタ出しに有効だからです。
だいたい書籍の1章あたり6〜10節ありますので、章をカテゴリーに見立てて、各カテゴリーに6〜10記事以上投稿されてなければ、出版は難しいということになります。

ただ、自分で思ったことを思い通りに書けるのがブログのいいところでもあります。
でもそうやって好き勝手かいていると、簡単に説明してしまうクセがついてしまうんですね。
そうすると、文章を膨らませるということができなくなってしまうんです。
なので、ただ書くのではなく、自分なりに1記事何文字以上で書くと決めるといいですね。
だいたい書籍の1ページが600〜800文字なので、だいたい1節1200〜3200文字ということになります。
つまり、1記事1200〜3200文字ぐらいで書かなければ、出版は難しいということになります。

ということで、出版を目指すのであれば、出版したいテーマのブログを開設し、そのブログに6〜10のカテゴリーを作り、各カテゴリーに1200〜3200文字ぐらいの記事が6〜10記事以上投稿されている必要があるということです。

出版したい内容をブログにしたら、本が売れないと思われる方も多いですが、そんなことは一切ありませんので、気にせず、ブログを開設してください。

実際に執筆にたちあっていると、出版を意識してブログをやっていたかどうかが、これほどまでに大きく影響するのかと思えるほど違います。
これは、たんに自分の思ったようにブログを運営していたのでは意味がないということです。
運営するのであれば、しっかりと出版を見据えて、多少、自分に厳しいぐらいのルールを決めて、読者の顔を思い浮かべながら運営してくださいね。