2016年4月20日水曜日

書こうと思うから書けないんです

文章は、書こうと思うと構えてしまい、なかなか書けなくなるものです。
なかなか文章が書けないという人の多くは、パソコンに向かってから何を書こうか考えているから。

人は、何かをしなくちゃと考えると、強迫観念に圧迫されて、逆に手が止まってしまいます。
それででも、「何か書かなきゃ…」と考え込み、頑張ろうとして、ますます書くということに対する苦手意識が増幅していくのです。

私は、これがソーシャルメディア疲れの原因のひとつだと思います。

では、どうすればいいのかというと、書くべき内容と書くべきタイミングをヒモ付けして、行動をトリガーにすることをオススメいています。

あなたは、朝起きたら、歯を磨きますよね。
歯を磨くときに、朝起きて、「何をしようかな?」とは考えてはいないと思います。
それって、習慣化による条件反射です。

文章を書くときも、同様に習慣化による条件反射で書くようにすれば、文章がが書けないという悩みはなくなります。

そのためには、先に書くべき内容のパターンを考えます。
実績紹介、啓蒙記事、告知記事、レポート記事…自分が書こうと思うパターンを書き出してください。

そして、どういうことが起こったら、何を書くのかを決めておくのです。

例えば…
・実績紹介→お客さんの結果が出たら書く
・啓蒙記事→お客さんから質問がきたら書く
・告知記事→セミナーの開催が決まったら書く
・レポート記事→セミナーの翌日に書く
といった感じです。

つまり、何かの事象を条件として、それをトリガーに行動を習慣化すればいいのです。
あなたが「朝起きたら(条件)、歯を磨く(行動)」ということは、「朝起きる」という事象がトリガーとなって、「歯を磨く」という行動をとっています。

このように、こうなったら、これを書くと決めて、それを習慣化させると、文章を書くことで悩むことはなくなります。
是非、試してみてください。

2016年3月20日日曜日

1文1義が基本

ブログでも、書籍でも、同じことが言えると思いますが、文章を書くときの基本は、“1文1義”です。
ブログなら1記事、書籍なら1節で伝えるべきことを1つに絞るということ。

この“1文1義”、簡単なようで、意外とできていない人が多いです。

“文”の単位は、メディアによって違いますが、1つのブロックでいろいろ詰め込んでしまおうとすると、内容がどうしても散漫になり、本当に言いたいことがなかなか伝わりません。
長文を書いてしまう人の傾向もここにあります。

人は、文字だけで。理解しながら読み進めるのには限界があります。
それは、脳の仕組み上、読むと言うことと理解するということを並行して行わなければならないため、どうしようもありません。

なので、読んでて長いと感じたら、言いたいことをいくつかに分割することを心がけましょう。

何か大きなコトを伝える場合、“1文1義”を基本に段階的に伝えていくようにしてください。
小さい理解を積み上げなら、大きなコトを伝えていくという発想です。

その大きなコトを伝えようと思ったとき、まず、何を伝えないのかを考えます。
そして、そこに理解を至らすためには、何が分かっていないといけないのかを考えます。
それらを先に“1文1義”で伝えていきながら、最後にその大きなことを伝えるイメージです。
先に理解しておく必要のあることは頭に入っているので、その大きなことも伝えやすくなっているはずです。

つまり、その大きなことというのが、ブログであり、書籍なのです。
そして、“1文1義”で段階的に伝えることが、記事であり、節となります。

ただ、それだけだと文章の集合体で収集がつかないので、テーマごと、段階ごとにくるるようにしてください。
それがブログでいうカテゴリーであり、書籍の章ということです。

こうやって考えると、ブログも、書籍も、書きやすいですよね。
そして、“1文1義”を守っていれば、間違いなく、読者にとっても理解しやすいものになっているはずです。

2016年2月22日月曜日

書いた文章の推敲、校正の簡単なやり方

書いた文章は、必ず、チェックをするようにしてください。
あなたが、どんなに凄い書き手であったとしても、必ず、推敲はするようにしてください。

推敲でチェックするのは、基本的には部分です。

・文章の言い回し
・句読点の位置
・誤字脱字
・表記統一
など

推敲をする場合、オススメなのが音読です。
少し早口で音読をし、句読点では多めに間をとるようにしてください。

学生時代に国語の授業で音読をしたとき、やたらと感情移入をして読む子がいたと思いますが、そういうイメージです。
それを少し早口にすることで、ヘンな言い回しで引っ掛かります。
そして、句読点を多めに間を取ることで、句読点の位置の違和感を解消することができます。

これをできたら、文章を書いた翌日とか、少し時間を空けて行うようにしてください。
文章を書いている時には、いろいろなフレーズが頭に浮かんでいると思いますし、書いた文章を何度も読み返しているはずなので目が慣れてしまっており、新たな気持ちでチェックすることができないのです。
とくに誤字脱字のチェックを行う場合は、一回、リフレッシュした方が見つけやすいので、とくに時間を空けることをオススメいたします。

あとは、表記統一ですね。
表記統一というのは、「サーバ」と「サーバー」を混在させてしまったり、「行う」や「行なう」といった送り仮名が違ったりすることを意味します。表記のゆれとも言いますが…。
これらは、どちらでも構いませんが、どちらからに統一しておいた方が読みやすいですね。
表記統一のチェックは、Wordの機能でもありますので、目でチェックするよりも、Wordの機能を使って、機械的にチェックした方が効率的だと思います。
Wordでチェックする場合、リボンのタグで「校閲」をクリックして、「表記ゆれチェック」をクリックするだけです。

あとは、ブログなどで公開したら、開く度に読むクセ、違和感があったら後回しにはせずにスグに直すクセを付けましょう。