今月は、文章を書く上で、とっても重要な考え方を書きたいと思います。
それは、“何で?”と“何を?”です。
この2つは、編集者が文書をチェックするときに、常に意識しています。
書かれた文章に対し、“何で?”“何で?”と投げかけながら推敲することで、説得力のある引っかかりのない文章にすることができます。
人は文章を読みながら理解します。
つまり、理解しやすい順序で論理展開していかなければ、読みづらい文章になってしまうんですね。
だからこそ、“何で?”“何で?”と投げかけながら推敲することが重要になってくるんです。
そして、もうひとつが、“何を?”です。
この“何を?”は、常に読者が誰で、その読者は“何を?”求めてるのかを念頭に置いて文章を書くということです。
そこをしっかりやっておくことで、軸がブレない文章を書くことができるようになります。
私がはじめて出版が決まった著者さんに『はじめに』と『おわりに』を先に書かせるのは、それが理由です。
『はじめに』は読む前に伝えるメッセージ。簡単に言えば、スタート地点です。
逆に『おわりに』は読後に伝えるメッセージですから、到達地点となります。
『はじめに』と『おわりに』を先に書くということは、スタートとゴールを先に明確化して、原稿でその間を埋める作業になるということなので、ブレない文章を書くことができるようになるということなんです。
是非、ブログの記事などでも、“何で?”と“何を?”を意識しながら書いてみてください。
格段に文章力が上がるはずですから。
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2014年8月19日火曜日
2014年6月19日木曜日
出版とWEBマーケティング
出版とWEBマーケティングは、実は切っても切れない関係にあります。
出版する場合、必要なのは出版企画書。
この出版企画書を作成するために考えるプロセスは、次の通りです。
目的を決める
↓
読者ターゲットを決める
↓
ニーズを調べる
↓
内容を考える
↓
販促を考える
実は、このプロセスは、WEBでも同じですよね。
出版も、WEBも、コンテンツ作成という意味では、同じですから。
さらに言えば、今は本を著者が売る時代です。
著者が本を売る場合、どうしてもWEBを連動せざるを得ません。
そういう意味では、著者を目指す人にとって、今後、ソーシャルメディアマーケティングやリストマーケティングなどのWEBマーケティングは必須のスキルと言ってもいいでしょう。
そして、電子出版が普及した場合、この傾向はさらない強くなります。
電子出版は、ネット書店で売られる以上、ほとんどの場合が検索エンジンを経由することになります。
そうなると、検索結果の上位の書店しか売れなくなる現実は容易に想像できます。
さらに言えば、そのネット書店で自分の本を見つけてもらうためにも、やはり検索ということになります。
検索ということは、やはり、キーワードから期待されているコンテンツをイメージして、本を作らなければ、なかなか売ることは難しいということです。
今後、出版業界では、コンテンツ作成力とWEBマーケティングは両輪となります。
そういう意味では、この両輪をお持ちの方が出版する上でも有利になると言えるでしょう。
出版する場合、必要なのは出版企画書。
この出版企画書を作成するために考えるプロセスは、次の通りです。
目的を決める
↓
読者ターゲットを決める
↓
ニーズを調べる
↓
内容を考える
↓
販促を考える
実は、このプロセスは、WEBでも同じですよね。
出版も、WEBも、コンテンツ作成という意味では、同じですから。
さらに言えば、今は本を著者が売る時代です。
著者が本を売る場合、どうしてもWEBを連動せざるを得ません。
そういう意味では、著者を目指す人にとって、今後、ソーシャルメディアマーケティングやリストマーケティングなどのWEBマーケティングは必須のスキルと言ってもいいでしょう。
そして、電子出版が普及した場合、この傾向はさらない強くなります。
電子出版は、ネット書店で売られる以上、ほとんどの場合が検索エンジンを経由することになります。
そうなると、検索結果の上位の書店しか売れなくなる現実は容易に想像できます。
さらに言えば、そのネット書店で自分の本を見つけてもらうためにも、やはり検索ということになります。
検索ということは、やはり、キーワードから期待されているコンテンツをイメージして、本を作らなければ、なかなか売ることは難しいということです。
今後、出版業界では、コンテンツ作成力とWEBマーケティングは両輪となります。
そういう意味では、この両輪をお持ちの方が出版する上でも有利になると言えるでしょう。
2014年5月24日土曜日
話題の電子書籍について
ここ数年、“電子書籍元年”と言われているのにも関わらす、なかなか普及しない電子書籍について書きます。
この電子書籍ですが、皆さんはどのようにお考えですか?
著者として考えた場合、電子書籍の登場は、誰でも身近に出版できる環境が整ったと言えるのかもしれません。
お金はかかりますが、出版社の決済は必要ありませんからね。
ただ、逆に言えば、商業出版の最大の価値である、出版社が「この内容は世に出すべきだ」というお墨付きが無いということでもあります。
そして、お金を出せば、誰でも出版できてしまう以上、自費出版と同じレベルと言えるでしょう。
その上、現物もあるわけではありませんから、重みも一切ありません。
あれで、出版したといえるのでしょうか?
そして、ブランディングになるのでしょうか?
現状では、電子出版をやっている出版社というのは、紙の本を出していないところがほとんどです。
出版社というより、システム会社のようなところが多いですからね。
つまり、プロの編集者も介在していないコンテンツということになります。
実際、内容も酷いものが多いですからね。
あれなら、情報商材の方が、それなりの値付けをできるだけマシなのかもしれません。
弊社にも電子書籍の編集の依頼をいただいたことがありますが、編集費が紙の商業出版に比べ、五分の一以下だったこともありお断りさせていただきましたからね。
プロの編集者は、電子出版の仕事に手を出すことはないでしょう。
あるとしたら、仕事に困っている力のない編集者ぐらいだと思います。
では、電子出版に価値は無いのか?
それは違います。
あくまでも、紙の商業出版と比較するから価値が無いのであって、電子出版ならでは使い方を考えたらいいのです。
市場が小さく、商業出版では難しいと言われたコンテンツなら、多少高額でも問題ありませんから、しっかりと編集費を捻出し、電子出版で出してみるとか…。
自社のテキストやマニュアルなどを小ロッドで印刷して販売するなら、電子出版でも販売してみるとか…。
内容に絶対の自信があるのなら、出版社に口出しさせずに、電子出版で出してみるとか…。
電子出版には、電子出版ならでは使い方があるんだと思います。
それを考えて取り組む分には、電子出版という新たなメディアが生まれたことは、十二分に価値があると思いますよ。
ということで、くれぐれも紙の商業出版の代わりとして、電子出版の誘いを受けたら、必ず、キッパリとお断りしましょう。
この電子書籍ですが、皆さんはどのようにお考えですか?
著者として考えた場合、電子書籍の登場は、誰でも身近に出版できる環境が整ったと言えるのかもしれません。
お金はかかりますが、出版社の決済は必要ありませんからね。
ただ、逆に言えば、商業出版の最大の価値である、出版社が「この内容は世に出すべきだ」というお墨付きが無いということでもあります。
そして、お金を出せば、誰でも出版できてしまう以上、自費出版と同じレベルと言えるでしょう。
その上、現物もあるわけではありませんから、重みも一切ありません。
あれで、出版したといえるのでしょうか?
そして、ブランディングになるのでしょうか?
現状では、電子出版をやっている出版社というのは、紙の本を出していないところがほとんどです。
出版社というより、システム会社のようなところが多いですからね。
つまり、プロの編集者も介在していないコンテンツということになります。
実際、内容も酷いものが多いですからね。
あれなら、情報商材の方が、それなりの値付けをできるだけマシなのかもしれません。
弊社にも電子書籍の編集の依頼をいただいたことがありますが、編集費が紙の商業出版に比べ、五分の一以下だったこともありお断りさせていただきましたからね。
プロの編集者は、電子出版の仕事に手を出すことはないでしょう。
あるとしたら、仕事に困っている力のない編集者ぐらいだと思います。
では、電子出版に価値は無いのか?
それは違います。
あくまでも、紙の商業出版と比較するから価値が無いのであって、電子出版ならでは使い方を考えたらいいのです。
市場が小さく、商業出版では難しいと言われたコンテンツなら、多少高額でも問題ありませんから、しっかりと編集費を捻出し、電子出版で出してみるとか…。
自社のテキストやマニュアルなどを小ロッドで印刷して販売するなら、電子出版でも販売してみるとか…。
内容に絶対の自信があるのなら、出版社に口出しさせずに、電子出版で出してみるとか…。
電子出版には、電子出版ならでは使い方があるんだと思います。
それを考えて取り組む分には、電子出版という新たなメディアが生まれたことは、十二分に価値があると思いますよ。
ということで、くれぐれも紙の商業出版の代わりとして、電子出版の誘いを受けたら、必ず、キッパリとお断りしましょう。
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